◇大相撲秋場所千秋楽(2016年9月25日 両国国技館)
大相撲秋場所千秋楽は25日、両国国技館で行われ、優勝を決めている大関豪栄道は琴奨菊を下し、全勝で締めくくった。カド番からの全勝優勝は史上初。綱獲りとなる九州場所へ弾みをつけた。
豪栄道は低い立ち合いから一度は琴奨菊に押し込まれたが、攻めに転じると一気の寄り切り勝った。初優勝が全勝となるのは1994年名古屋場所の大関武蔵丸以来22年ぶり。
三賞は殊勲賞に2横綱3大関を撃破した隠岐の海が初、敢闘賞に新関脇で2横綱を倒して2場所連続2桁勝利の高安が3度目、技能賞に14日目まで優勝争いに絡んだ遠藤が初めて選ばれた。※引用しました!
バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン最終日は25日、東京体育館で女子ダブルス決勝が行われ、リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華(26)松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)が同銀メダルのカミラ・リターユヒル、クリスティナ・ペデルセン組(デンマーク)と対戦。1―2で逆転負けを喫してリオの再現ならず。2年ぶりの優勝はならなかった。
リオ五輪決勝と同じ顔合わせ。高橋が「楽しんで頑張りたい」と力を込め、松友も「どこまでできるか挑戦したい」と意気込んで臨んだ2年ぶりのジャパンオープン決勝の第1ゲームは、タカマツが序盤に4連続ポイントを奪えば、直後に相手が3連続ポイントを返す一進一退の攻防。終盤で4連続をポイントを許し、一時は17―19と抜け出されたが、それでも「世界一」といわれる連係でペースをつかむと、そこから4連続ポイントとして21―19でこのゲームを先取した。
第2ゲームも激しいラリーの応酬。相手のミスも手伝って前半を11―7で折り返しながら、ゲームポイントを奪われる厳しい流れ。16―19とリオ五輪決勝の第3ゲームと同じ展開となったが、この日はそのまま押し切られ17―21で落とした。
第3ゲームは序盤から守りのリズムが崩れ、攻撃につなげられない。5―5から6連続失点とリードを許して前半を折り返すと、その後もミスから流れを呼び込めず、最後は相手の強打の前に屈した。※引用しました!
「女子テニス・東レ・パンパシフィック・オープン」(25日、有明コロシアム)
シングルス決勝で世界ランク66位の18歳、大坂なおみは同28位のキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)に5-7、3-6のストレートで敗れ、ツアー初優勝はならなかった。
初対戦となった2人の試合はウォズニアッキのサービスで第1セットが始まり、先に大坂が1-1から第3ゲームをブレーク。ウォズニアッキも第6ゲームをブレークして3-3となると、続く第7ゲームを大坂がブレークして4-3とリードした。
ここでウォズニアッキはいったんコートを離れて控え室へ戻った。この間、大坂はコートサイドでやや時間をもてあまし気味。ウォズニアッキは左太ももにサポーターバンドを巻いてコートに戻ると、次の第8ゲームもブレークして4-4。その後は互いにサービスをキープし、大坂が5-6で迎えた第12ゲームをウォズニアッキにブレークされた。
第2セットはウォズニアッキのサービスで第1ゲームが始まり、大坂はこのゲームでのブレークチャンスを逃すと、第2、第4ゲームをともにラブゲームでブレークされた。
観客席はこのまま大坂の完敗かという雰囲気となったが、1-5で迎えた第7ゲームを大坂がブレークすると、第1セットでの大きな拍手と歓声が戻った。大坂は第8ゲームをキープして3-5としたが、次の第9ゲームをキープされてゲームセットとなった。
高速サーブを武器にツアー初優勝を目指した大坂は1995年に優勝したクルム伊達公子(エステティックTBC)以来21年ぶりとなる、日本勢の決勝進出を果たしていた。
大坂は1997年10月16日、大阪市出身。父はハイチ出身の米国人で母は日本人。3歳で米国に移住し、父の影響でテニスを始め、2013年にプロ転向。今年の全豪オープンで四大大会の本戦に初出場し3回戦に進んだ。200キロを超えるサーブが魅力。180センチ、69キロ。※引用しました!
AKB48の島崎遥香(22)が来年1月にグループを卒業することが24日、分かった。島崎に近い関係者は「10月初旬までに卒業を発表する予定で、1月の『リクエストアワー』に合わせて、セレモニーが準備されています」と明かした。卒業後は女優として活動する。
素っ気ない態度の“塩対応”でブレイクした異色のアイドル。2009年に加入以来、前田敦子(25)、大島優子(27)に続くエース候補として期待され、12年の第3回じゃんけん大会で優勝して注目された。ここ最近は女優として着実に実績を積み、今年4月期の日本テレビ系ドラマ「ゆとりですがなにか」、7月公開の映画「ホーンテッド・キャンパス」(竹本聡志監督)も好評だった。
今年6月の第8回選抜総選挙では「自分で言うのも何ですが、こんなにもアイドルっぽくない私を応援してくださった私のファンの人へ、ありがとうございました。感謝の気持ちを込めて、最後のスピーチを終わりにしたいと思います」と語り、卒業が近いことも匂わせた。塩対応で誤解されることもあったが、裏表のない人柄を支持するファンも多かった。
女優業の充実ぶりが背中を押した。10月17日スタートのテレビ朝日系ドラマ「警視庁 ナシゴレン課」(月曜・深夜0時15分)で刑事役に初挑戦。古田新太(50)、勝村政信(53)との共演で演技力に磨きをかける。強い意志に裏打ちされたブレない姿勢は、女優としても武器になる。
◆島崎 遥香(しまざき・はるか)1994年3月30日、埼玉県生まれ。22歳。2009年、AKB48の9期生オーディションに合格。総選挙は第2回から28位、圏外、23位、12位、7位、9位、8位。じゃんけん大会は第3回優勝。女優として映画「劇場版 私立バカレア高校」(12年)、「劇場霊」(15年)などに出演。愛称・ぱるる。身長157センチ。血液型A。※引用しました!