JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

モーリーに油田!

2014-03-16 23:47:38 | 北上島地球史
≪ピッチ湖の成因は地質学的に、深部の断層を通って地表に現れた石油の軽質分が蒸発し、重いアスファルトが残ったと説明される。≫
写真は
http://blog.nakatanigo.net/archives/50753200.html

上のサイトの写真から、タイトルはピッチ湖の表面にあったピッチと思われる。
ということは、モーリーの下に油田があるということか。あるいは、あった。

http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-4057.html
≪地球物理学者の石井吉徳は、発表している論文のなかで、2.25億年前に超大陸パンゲアが次第に分離、現在の姿になるまでの過程で2億年前の三畳紀(Triassic)に存在したテチス海(Tethys)が中東油田の始まりであるとする説を唱えている。≫
≪しかもこのテチス海は2億年もの間赤道付近に停滞し、内海であったため海水は攪拌されず長く酸欠状態が続いた。このため有機物は分解されず、石油熟成に好条件であった。≫

石炭紀に沼地だったモーリーは、パンゲア分裂後、再び海になったのか。
だとすれば、このピッチは三畳紀、北上島がテチス海にあったことの証拠となるではないか。

しかしながら、モーリーに厚い堆積層ができたとは考えにくい。
タキノ海底火山で出来た割れ目に堆積した植物が瀝青炭になったと見る方が自然だ。

工事で持ち込まれたという可能性もあるが、瀝青炭が見つかること、
ヨード臭の地層があることから、ピッチはモーリーの物とみて間違いないと思う。
もし、石油由来のピッチ湖があったとすれば、三畳紀の堆積物由来とするよりは、
原生代の石灰由来石油がモーリーの地下にあり染み出したとする方がありそうな話だ。
http://blog.goo.ne.jp/xbolt/e/ffedb2a289d4210872aaea2f43a1d5bb

無機成因論について私の思う所は、

≪無機成因論の根拠としては「石油の分布が生物の分布と明らかに異なる」「化石燃料では考えられないほどの超深度から原油がみつかる」≫

一言で言えば、石油石灰成因説になるが、
http://blog.goo.ne.jp/xbolt/e/ea61d7c485c804408c05f6bc2e381235
http://blog.goo.ne.jp/xbolt/e/6e54d05f7344c9de7e1e77b5eb5a6a38
http://blog.goo.ne.jp/xbolt/e/d0d692a0db60806338a48aa857bb893f
カルビンの生成に石油が関係していると思われること、
http://blog.goo.ne.jp/xbolt/e/fd642fe23b05458b8c904afcb1ee3be0

以上のように、≪「惑星が誕生する際には必ず大量の炭化水素が含まれる」≫
惑星誕生に起因するという無機成因論は石油石灰成因説で説明できる。

石灰成因石油はヤブー、有機成因石油はモーリーとなる。

http://stanza-citta.com/hime/2003/11/17/203
ここに瀝青炭タールという言葉がある。ピッチは瀝青炭由来かもしれない。

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