JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

臭いふたつ

2013-08-27 21:31:05 | ダイヤモンド
スミナガシ

長いこと、何だろう、という石。
≪樟脳様の臭気を有する。≫で、もしや。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3

ハッキリとした結晶の形はありませんが、結晶のようです。

脆く、叩くと砕けます。割ろうとしても砕けるだけです。
この時にアンモニアのような樟脳様の臭いがします。
割った石を磨くときにこの石を使います。
石を擦り付けると、小さく硬い粒が出て、良く削ってくれます。
アダマンタン?

次は、ツイートな話。
http://www.chem-station.com/blog/2012/04/post-369.html

さすが科学者ですね。
多結晶炭素らしい石同士を擦り合わせて磨いた時、
私が柑橘系骨臭と呼んでいる臭いがすれば、その部分は多結晶炭素ではなく、
揮発成分を含むキンバーライト類ということになる。
いくら磨いても削り粉がでないのは二酸化炭素になっているため、なるほど。
ピカピカに磨いても、1時間もすれば、燻んできます。
端にどんな変化が起きているのでしょう。

聞いてみたい。

磨いた直後は水を弾きません。1時間ぐらいで弾くようになります。
油が染み出してきているようです。カルビンになれなかった炭化水素かな。

ついに、coated grey 11.2グラム、比重3.5

とびきり硬い黒い石でした。
ハンマーでは敵わず、10キロの石をハンマーにして割りました。
95グラムのカーボナードが現れ、比重3.0。
決断のときです。更に割れば単結晶が現れるかもしれません。
試しに割ると、75グラム、比重3.08。
比重が増えたということは可能性あり。だめもと。10キロの石はドガと振り下ろされ、
残ったのは11.2グラム。
すごいもんです、10キロの石を落とされても割れないのですから。

ここまでくると、揮発成分を含むカーボナードはなくなりますから、
すり合わせても臭いはしませんね。
比重は3.5になったけど、透明になるんだろうか。

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