![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/39/fb1ef13b1b9815ecf03f97dd93a0b31b.jpg)
記憶にある臭いだった。暫く考えた。
石をクエン酸水に入れ、15分。
表面が溶け始めたので出したら、アセチレンの臭いだ。
表面には炭素の粉。
水に反応するカーバイトが自然界に存在するとは不思議だが、
石灰に閉じ込められたのか。
≪炭酸カルシウムを強熱すると、熱分解が起こって酸化カルシウムCaOを生じます。
CaCO3→CaO+CO2↑
カーバイドCaC2の生成は。
CaO+3C→CaC2+CO↑
酸化カルシウムにコークス(主成分はC)を混ぜて、
約2000℃の高温で強熱すると、カーバイド(炭化カルシウム)CaC2が得られる、≫
この石、珊瑚か、深さ2600kmから帰ってきたのだ。
http://user.spring8.or.jp/sp8info/?p=2317
≪堆積物中の様々な炭酸塩鉱物のうち、上部マントル深部でもっとも主要なものはMgCO3(鉱物名マグネサイト)であると考えられている。この鉱物は温度圧力の変化にともない、MgO+CO2に分解して二酸化炭素を発生したり、MgO+C+O2となってダイヤモンドを生成する可能性が指摘されてきた。従ってマグネサイトの安定性を地球内部の条件下で明らかにすることは、炭素の長期的な全地球規模での大循環や、天然ダイヤモンドの生成過程を明らかにする上で大変重要な研究課題である。
下部マントル中深さ2600kmに対応する115万気圧2000度C程度の温度圧力下までの条件では、マグネサイトは分解あるいは相転移せず非常に安定であることがわかった。≫
マグネサイト、ダイヤモン風なところあり。
石をクエン酸水に入れ、15分。
表面が溶け始めたので出したら、アセチレンの臭いだ。
表面には炭素の粉。
水に反応するカーバイトが自然界に存在するとは不思議だが、
石灰に閉じ込められたのか。
≪炭酸カルシウムを強熱すると、熱分解が起こって酸化カルシウムCaOを生じます。
CaCO3→CaO+CO2↑
カーバイドCaC2の生成は。
CaO+3C→CaC2+CO↑
酸化カルシウムにコークス(主成分はC)を混ぜて、
約2000℃の高温で強熱すると、カーバイド(炭化カルシウム)CaC2が得られる、≫
この石、珊瑚か、深さ2600kmから帰ってきたのだ。
http://user.spring8.or.jp/sp8info/?p=2317
≪堆積物中の様々な炭酸塩鉱物のうち、上部マントル深部でもっとも主要なものはMgCO3(鉱物名マグネサイト)であると考えられている。この鉱物は温度圧力の変化にともない、MgO+CO2に分解して二酸化炭素を発生したり、MgO+C+O2となってダイヤモンドを生成する可能性が指摘されてきた。従ってマグネサイトの安定性を地球内部の条件下で明らかにすることは、炭素の長期的な全地球規模での大循環や、天然ダイヤモンドの生成過程を明らかにする上で大変重要な研究課題である。
下部マントル中深さ2600kmに対応する115万気圧2000度C程度の温度圧力下までの条件では、マグネサイトは分解あるいは相転移せず非常に安定であることがわかった。≫
マグネサイト、ダイヤモン風なところあり。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます