JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

キミの名は

2014-03-23 23:35:14 | 北上島地球史
黒い石、こいつには長いこと悩まされている。
ファーブルで見ると。

画面横幅約0.6ミリ
写真では輝度が高いために丸く写っていますが、実際は四角な板状結晶です。

焼けば何か分かるか。左から、加熱前、加熱中、加熱後。

機械油の焼ける匂い。
光っているのは金属ではないようだ。
となるとタイトルの光っている板はチャオアイトか。
微小な板状結晶の集まりでチャオアイト岩という感じだが、
カーボナードのような固さは無く、割と脆い。
キンバーライトでもなさそうだし、輝石でもなさそうだ。

気化した炭素が蒸着したものか。


重さ3Kg、ゴツゴツしているが割れた石のようでもない。
火山弾でもない。謎の多い石だ。
チャオアイトの生成条件は?

なかなか良く削ってくれる。

当然、硬さはある。肉眼ではもっと黒い。
対流があるようなマントルの中で成長したのだろうか。

削った面。

含チャオアイト粗粒カーボナードとしよう。問題無し。

米糠の匂いから、炭素質コンドライトと思われます。

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