JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

衝撃熱溶解面

2014-04-10 07:44:52 | 隕石meteorites
砲弾のような鉄隕石です。
どんな力が硬い鉄を切ったのか不思議です。

こちらは、正月から削り続けていた石です。

上を先にして落ちてきたと思われます。
一定の厚さがありますので、衝撃で入ったようなヒビではありません。

ファーブルで見ると。


≪一般に、金属の熱伝導は主に伝導電子が担うので、熱伝導率λは極低温を除いた温度域では温度T に比例して大きくなる。


空気を切っている面で発生した熱は後ろに伝わりますが、
冷えているときに発生した熱はゆっくり伝わり、
温度が高くなってから発生した熱は早く伝わります。

先に発生した熱に、後から発生した熱が追いつきます。急速に加熱された場合、
進行方向を鉛直とする平面に熱が集中する現象が起きると考えられます。
溶けてキレイな破断面ができます。

この奇妙なヒビも隕石の見分け方に入ると思います。

では、なぜ白くなったのか。
六方晶グラファイトが立方晶チャオ石に転位したためと考えます。

chaoite玉
http://blog.goo.ne.jp/xbolt/e/9bb8bee89afc78074362eb8241bac03d
この石にも同じ現象が起きたものと考えます。

2012年10月17日「諸説併合」で登場した石にも
極めて薄い衝撃熱溶解面がありますから隕石であろうと考えます。
炭化ケイ素も宇宙の石であればありえます。

最大の疑問は、何が作用して多層グラファイト構造を生成したのか。
私の正確な目で測定した所では、非結晶グラファイト層は百分の1ミリ、
グラファイト層は千分の1ミリ。石全体が層で出来ていると考えられます。

超新星爆発の光がグラファイトで出来た石を貫いたらどうだろう。
http://www.riken.jp/pr/press/2013/20131114_2/
≪通常の質量(重さ)を持った白色矮星上で発生する新星爆発の場合、爆発の放出物が膨張する前の短時間(点火から数時間の間)に紫外線(波長10~400 nm)の閃光が放出されることが理論的に予測されています。≫

私の目もナノとなると制度が落ちますが、
何らかの閃光が多層グラファイトを形成した、ありえると思いますが。
もし石が溶けるくらいの距離にあったら、ダイヤモンドは宇宙で作られる。

今日からは、上を向いて歩こう。

ダイヤモンド星があるそうです。
http://www15.plala.or.jp/gemuseum/gemstry-dia-spc.htm

熱は光速の六分の一の速さで伝わる波動なそうで、
一兆分の一のシャッタースピードで撮ると波動としてとらえられるという。
熱衝撃波破壊なるものは空想ではなかった、かな。

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