JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

氷底噴火

2014-10-27 11:10:43 | 北上島地球史
大ヶ生の想定カルデラの西側を見たが、噴火の痕跡がない。
蛇紋岩を含む円を描いたら、海底噴火のよな痕跡。
しかし、想定される時期は氷河期です。

ありました。氷底噴火。



地図上A

黒森大権現、山頂には枕状溶岩があります。
Cには蛇紋岩の岩脈。F、Gには大噴石。E、タイマグラには石。

地図上茶丸には湿原があります。

小川が流れています。

氷河が流れていたようです。

不思議と蛇紋岩はありません。

茶四角、折壁峠にも蛇紋岩はありませんでした。
氷の上を洪水が流れたとすれば、無い理由が成り立ちます。

湿原から内側にやや降った所に、大きな噴石があります。

超塩基性岩、輝石か。
輝石が熱水変質すると蛇紋岩になるのだろうか。


中心付近Dには紫蘇輝石の岩脈が露出しています。

早池峰側に進にしたがい北部北上島の岩と推理する緑色岩に変わっていきます。

緑四角。

全体として、次の1行で説明される。
≪氷底に開いた噴火割れ目に沿ってモーベルグからなる嶺が続く≫

オーチャイはイッサゴーに落ち着きます。

以下、参考にしたサイト。

グリーンタフ
≪特に日本では、日本海側~北海道東部にかけて、新第三紀中新世の海底火山活動による火山岩が大量に存在し、そのほとんどが緑色を呈するため、「グリーンタフ」といえばこれを指すことが多い。≫
≪緑色を呈するのは、岩石に含まれる輝石・角閃石などの鉱物が熱水変質により緑泥石(粘土鉱物の一種)に変化したためである。≫

モーベルグ
http://www.hayakawayukio.jp/kazan/field/0901.html

隕石落下が中新世。クレータの一部が火山に壊され、蛇紋岩が吹き飛ばされている。
中新世以降の氷河期を調べたところ、
Wikiより
≪中新世の終わりには氷床は大陸のほとんどを覆うようになっていた。これが更に地球を冷し、以降、氷河期が訪れることになる。≫
≪日本がユーラシア大陸から分離し、日本海が形成され、これに伴う海底火山活動で日本各地にグリーンタフと呼ばれる凝灰岩層が発達した。≫

500万年前頃、クレーターを壊したのはグリーンタフか。
ヤブーの海底噴火、イッサゴーの氷低噴火、沼宮内の浅海噴火、
隕石落下、盛岡周辺のグリーンタフと続く。

エクロジャイトはグリーンタフのときに押し上げられ露頭した様だ。


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