JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

気になる石

2012-11-23 15:54:59 | Weblog
既に「石界の紋章」で登場しているが、
黒ダイヤがどの様なものかが明確になって、
気になり始めた石がある。

比重は3.6、黒い部分は鋼鉄のヤスリより硬い。
黒ダイヤに削られるが、抵抗しているようにも見える。
黒い部分は水をはじく。
磁性は無い。

青く光っているようにも、透明の粒が入っているようにも。
20倍のルーペなら何か分かるか。

アモルファスダイヤモンドという物もあるそうだ。
http://blog.livedoor.jp/manekinecco/archives/51492224.html

アモルファスから結晶化するとすれば、変石1が硬いのも頷ける。
アモルファスが硬いとしても、硬い糊はどうする。

鑑定石で削ると、赤褐色の粉になる。
その上、鉄の臭い。アルファ型の結晶か、アンレ。

http://www.tdk.co.jp/techmag/museum/museum13.htm
≪鉄鉱石の大半は三酸化二鉄の赤鉄鉱(ヘマタイト)として埋蔵されています。
三酸化二鉄にはアルファ型とガンマ型の2種があります。
赤鉄鉱はアルファ型で、磁赤鉄鉱(マグヘマイト)と呼ばれる鉄鉱石はガンマ型です。
磁石を赤鉄鉱に近づけてもほとんど反応しませんが、
磁赤鉄鉱は磁石に吸い寄せられます。≫

ヘマタイト、なるほど。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/8042/boxhem.html
比重/4.9~5.26
間違えたかな。
見た目もずいぶん違うね?

正確ではないが、比重は、やはり3.6だ。
鋼鉄のヤスリで削った。ヤスリの方も削れる。

ルーペでは三角形が沢山光っている。
光沢が消える物と、消えない物がある。
Feと何か。
硬さと比重はなんだ。

Fe電解鉄も八面体結晶なそうだ。

炭酸カルシュウムCaCO3を加熱するとCaOとCO2になる。
O2が鉄に奪われて、Cはダイヤモンドになる。
この石は生まれたばかりの、微小結晶からなる
アモルファスダイヤモンドではないか?

非結晶とはどんなものか考えた。
微小結晶の集まりらしい。
≪黒鉛を高圧高温下に置く方法によって数 10 ナノメートル(nm)の結晶粒
のサイズのナノダイヤモンド多結晶が得られており、通常のダイヤモンドを凌駕す
る硬さをもつことが報告されています。今回の成果は、結晶粒を極限まで小さくし
たガラス状のアモルファスダイヤモンドを黒鉛から創製したという点で画期的なも
のです。≫

変石1の比重は2.6。
磁石による感覚で5%のFeを含む。
比重2.6は炭酸カルシュウム。
酸化カルシュウムは真比重3.34、見掛比重1.6~2.8。
CaCO3+2FeがCaO+2FeO+Cに変わったとすれば、
CaOとFeOが糊、Cがダイヤモンドとなり、
2.6になるかもしれない。
削れに弱く黒ダイヤ並に硬い石の誕生、自分・納得。
ウスタイトFeOなるものもあるとは。
色は黒。変石1も黒だ。
変石2が黒いのもFeOによるものか。

鉄の密度はFe3O4、Fe2O3、FeOの順で高くなる。
とすれば核はFeOか。

http://blog.goo.ne.jp/liberty7jp/e/4c11b6a421f8389f77d827ce0fe85cec
≪外核は深さ約2900~5100キロで、≫
≪外核の成分は溶融した状態の鉄で、30%程度の酸化第一鉄(FeO)が含まれており、≫

2600kmに対応する115万気圧2000度C程度

ダイヤモンド生成の最適温度は2150度

なるほど、変石1、2は外核と下部マントルの
境界付近から飛び出してきた。
深さによって異なる鉄が関わっているという事か。

ここで、「まった。」
FeOは反強磁性とある。それなら、

≪地球の内部核の半径は約1200km位です。
この内部核は純鉄に近い金属鉄になっていると推定されています。
その外核は約2200kmの厚さ、半径で3490km位です。
外核は流体鉄で出来ていて、純鉄に不純物が混じっていると推定されています。≫

遂に外核にまで潜ってしまった。2150度の深さは、
2700Kmとしておくか。Feもあるだろ。

外核の温度は、最も外側の部分で4400 ℃
核‐マントル境界の温度は、3200–4200℃くらい。

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