河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

茶話165 / 人も歩けば

2025年01月14日 | よもやま話

ウォーキングを始めて今日で3週間になった。
一日の目標は8000歩。
一週間に一日は雨や所用で達成できない日があるが気にしない。
一週間ないしは一ヶ月をトータルして達成できれば問題はないのだという。

年初のアマゾンのセールでウォーキングシューズを買った。
ついでに、Kindle Unlimited(本の読み放題)も契約した。
通常一ヶ月980円が、三ヶ月99円という破格の値段。
三月の末になったら解約すればいい。
さっそくウォーキングに関する本を何冊か借りる。
ほとんどが1日10000~8000歩のウォーキング(速歩きを含む)をすれば、健康になり寿命が伸びるのだという。
その中に「目標の達成はトータルで考えよう」というのがあった。
今日に達成でくなくてもガッカリしない。
明日があるさでいい。
人生と同様に、目先の事でくよくよしてはならない。
明日は明日の風が吹く。

歩いていると、今まで見過ごしていたものに気がつく。
道端や軒先の見慣れない植物にふと立ち止まる。
こんな所に藁ぶきの屋根の家が残っていたのだとか……新たな発見をする。

先日、歩いていると竹藪の傍に見慣れぬ看板があった。
「岸本記念自然緑地公園」とある。
今までは単なる竹藪と思っていたのが、実は公園だった。
富田林生まれで、免疫学の世界的権威の医学博士。第14代大阪大学総長を務められた岸本忠三さんが市に寄贈されて、ボランティアによって整備されたのだという。
竹林の中に300mほどの道が続いていて、京都嵯峨野のような風情がある。
今は枯葉に覆われているだけで殺風景だが、春に草木が芽吹いた頃は、さぞかし賑やかで美しいだろう。
夏は竹林の中をわたる風がさぞかし涼しいだろうよ。
待ち遠しく、今から数か月後の楽しみができた。
これだけでも命が長らえた気持ちになる。

コメント
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