朝7時頃に畑へ。
この時期は、まずウリ科の棚へ行く。スイカ・カボチャ・キュウリの黄色い花が咲いている。
畑の花には黄色が多い。
よく目立つからだろうが、そうでもない。
昆虫の眼は人間ほどよくない。人間で言えば近視に近い。色の認識力も格段に少ない。
ウリ科の花に集まるのはミツバチが多いが、ミツバチなんぞは黒、白、青、緑、黄色の五色しか認識できない。
だから、黄色が多い。
雌花がないか、一つ一つの花を観察していく。同時にミツバチが飛んでいるかを確認する。
ミツバチが飛んでいれば、雄花の花粉を雌花に運んでくれているから、いいかげんに通り過ぎる。
しかし、今日は飛んでいない!
こんな時は、人間がミツバチになる。
カボチャの雌花が二つ大きな花を咲かせている。
去年の記事に「畑でいちばん美しい花」と書いた。
株元の雄花をとって、花びらを外して雄しべだけにし、雌花の雌しべにチョイチョイと付けてやる。
畑でいちばんの美女を我が物にした達成感!
温度計を見ると30度! 今日ははヤバイと早々にきりあげて巣に帰る。
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