連休中に農水路の共同清掃(井路掘り)があった。
昔は、田植えや害虫防除、稲刈りや脱穀など、仲間と共同ですることがたくさんあった。
村のほとんどが専業百姓だから、仲間意識、ムラ意識があって運命共同体が形成されていた。
今はもう、職業がてんでばらばらになって、井路掘りだけが残っているだけだ。
利害が一致していれば運命共同体が形成されるが、利害がばらばらになっているのが現状だから、少しずつ井路掘りの参加者も減っていくだろう。
井路掘りが終わると水の準備は完了、田植えが始まる。
畑の周りもあっという間に水田に変わった。
これでしばらくは水の心配をせずに済む。
さあ、落花生の種を蒔くとするか。
今年は、里芋の出荷をやめて、落花生が唯一の現金収入。
いわば、命の落花生だ。
ビニールポットに一粒ずつ蒔く。
まずは100株蒔いて、あとの50株は数日してから。
発芽と同時に本葉も出して初期の成長が早いから、一度に全部蒔くと定植が慌ただしくなる。
土をかぶせて水をかける。
落花生は加湿に弱いから、水やりは最初の一回だけ。
去年は、ビニールハウスの中の地面に置いていたら、何者かに種を食べられてしまった。
そこで、今年は棚の上、しかもネットで厳重に囲む。
おまけに入口にセンサーライトをつけた。
後は、そのまんま置いておくと三、四日で土がぷっくりと盛り上がり芽が出る。
それまでは畝つくりに励む。
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