2ヶ月に一回の演劇鑑賞会。
今日は俳優座「12人の怒れる男たち」
出演者は12人プラス1人、すべて男性。
場面転換なし。休憩なし。すべて議論ですすんでいく2時間10分。
華やかさがないのでちょっとつまらなかったな。
でも、実は内容はかなり濃い。裁判の陪審員の議論です。
少年の殺人事件で陪審員の出した結果は11対1で有罪、死刑へと向かっている。
けれどもほんとうにそれでいいのか、1の無罪を主張する男が、納得がいかない点を11人に問いかけ、次々に議論が進んでいく。
最後には全員が無罪という結論に達するという内容です。
この1人をヘンリー・フォンダが演じた1957年アメリカ映画をそのまま舞台化したのです。
スムーズに判決が出されることに対する疑問。
ほんとうにこれでいいのかと、徹底的に追求する姿勢。
全員が納得するまで話し合いをすることの大切さ。
まさに民主主義社会のあり方の基本だと教えています。
権力に屈したり、多勢に流されたり、易きを選んだり、それが間違っていたら・・・
物事の本質をしっかり見つめ議論を尽くせ、今の日本人への警鐘です。
それにしても、演劇人はよくもあんな長い台詞を覚えられるもんだと感心してしまいました。
今日は俳優座「12人の怒れる男たち」
出演者は12人プラス1人、すべて男性。
場面転換なし。休憩なし。すべて議論ですすんでいく2時間10分。
華やかさがないのでちょっとつまらなかったな。
でも、実は内容はかなり濃い。裁判の陪審員の議論です。
少年の殺人事件で陪審員の出した結果は11対1で有罪、死刑へと向かっている。
けれどもほんとうにそれでいいのか、1の無罪を主張する男が、納得がいかない点を11人に問いかけ、次々に議論が進んでいく。
最後には全員が無罪という結論に達するという内容です。
この1人をヘンリー・フォンダが演じた1957年アメリカ映画をそのまま舞台化したのです。
スムーズに判決が出されることに対する疑問。
ほんとうにこれでいいのかと、徹底的に追求する姿勢。
全員が納得するまで話し合いをすることの大切さ。
まさに民主主義社会のあり方の基本だと教えています。
権力に屈したり、多勢に流されたり、易きを選んだり、それが間違っていたら・・・
物事の本質をしっかり見つめ議論を尽くせ、今の日本人への警鐘です。
それにしても、演劇人はよくもあんな長い台詞を覚えられるもんだと感心してしまいました。