やまあそび

きのこと釣りと山菜の記録と思ったことをずるずる綴る

20210919きのこ

2021-09-19 20:53:27 | 日記
今日はセンボン畑に行ってきた。
朝は少しゆっくり目に7時出発。
8時に現地着、のんびり着替えていざ出発。

ここの登り口にある杉林に白いきのこが出る。
オオイチョウタケと思われるが今年はどうだろうか?
おお、出てた。




オオイチョウタケ
これはもう間違いなくオオイチョウタケだな。
でかかった。 直径25Cmはあった。
ここは結構な急斜面をトラバースするのだが、その上下に群れて出ていた。
写真は上部の物だが、5m程下に20本以上群れて出ていた。
話のタネに喰ってみたいが、開きすぎているのでやめた。
とりあえず先に進む。

沢を跨いで尾根に続く道へよじ登るのだが、ここで湿った岩にびっしり生えた
イヌセンボンが見られた。




イヌセンボンタケ
見事なり! 
綺麗だった。

その足元の朽ちた木から茶色いきのこが出ていた。


ん?


エノキタケ
確かにこの沢沿いは良く冷えているけど、まさかこの時期に見られるとはびっくりだ。

尾根に続く九十九折の坂道をいつものようにヒイヒイ言いながら這い上がる。
かなり急勾配で北斜面。
堆積物が多く、踏みどころを間違えるとズルズル滑り落ちる。
20分かけて約200mを詰める。
今年は鹿に出会わなかった。
但し道のど真ん中に熊の糞が横たわっていた。

漸く尾根まで上がると少し休憩。
尾根上は風が心地よかった。
昨年センボンを見つけた場所には何も出ていなかった。
20m程進んだ場所でなんか刈られているようなセンボンの塊を見つけた。
鹿に喰われたか、誰かが1本1本抜いたのか?
分からないがその周辺を散策する。


シャカシメジ(センボン)
あった。 そして2m程先にも


出てました。
少し小さ目の株で余り元気がないように感じる。
1つ目はもう少し開いていた方がいいのだが、まあ仕方ない。
山の神様に感謝して2株頂く。

これ以外には、チチタケ1本とミネシメジ2本、それから流れたケロウジしか見られなかった。
昨年採れたフウセンタケも沈黙していた。

そこからセンボン畑に向かう。
途中でサクラが出るポイントを覗くが何も出ていなかった。
ここは余り雨が降らなかったのだろうか?
これはあまり期待できないかもしれないな。
などと思いつつセンボン畑に到着すると










結構出ていた。
ちょっと育ちすぎかな。
みんな傘が反り返っている。
触ってみるとカサカサしていてどうやら乾燥しているようだった。
いくつか手に取り確認したら、ほとんど虫が入っていなかった。
山の神様に感謝。
とりあえず状態のいいものだけ株から抜き取り収穫する。
ここで2kg採れた。

そのあとコウタケの代を覗く。
しかし沈黙。
ここでコウタケを見てからもう8年になる。
もしかしたら絶滅したかもしれない。
うなだれながらクロラッパタケを撮影する。


クロラッパタケ
喰ったことはない。
今日も見るだけ。

しかしほかのきのこがほとんど見当たらない。
出ていてもおかしくないのだが・・・

尾根を引き返す。
尾根の途中に小さな祠がある。
中には円筒形の石が祭ってある。
良く分からないがとりあえず祈りを捧げる。

『今日も遊ばせていただき、ありがとうございました』

余り古そうには見えないが、この場所に来る人はそう多くないはずだ。
ここは一般的な登山道ではないのだから。
今度来るときは、酒でもお供えしよう。
そう思って尾根を引き返すと




マイタケ
祠から20m程の場所でマイタケが!
しかも道のど真ん中。
更に黒くて状態のいいもの!
これは山の神様からの贈り物に違いない!
祠に振り返ると1礼し、きのこ神楽を奉納する。
丁寧に収穫した後、祠に向かってひざを折り、舞茸を天に掲げる。
来年は絶対お酒を奉納させていただきます。


帰ってきてセンボンを油で炒め軽く塩のみで頂いたら
めちゃくちゃ旨かった。
1/3程喰ってしまった。

舞茸だけど、こいつはとんでもない匂いを醸し出した。
汚れを拭いているだけで部屋中マイタケ臭になってしまった。

さて明日はどうしよう。
ちょっと満足してしまったのでどうしようか思案中。



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