ながらくBlogを更新しないままできました。申し訳ありません。
現代は、facebookでもtwitterでもとにかく過剰なまでの〝自己露呈?〟の時代になった印象で、
講義を受けている学生の中には、講義中、途切れることなくtwitterなどへの書き込みをしている学生もいたりするそうで、
どうしてそんなにせわしないのか、考えるということを極端に嫌って、とにかく時間を殺すことに狂奔している印象がします。
滅びの序曲はこんな風にして大きな渦をつくっていくのかも知れません。
そんなこともあってか、あるいは親の躾なのか、親には出しゃばること、旗振りになること、こんなことはみっともないことだと言われ続け、
そのくせどうしようもなく、何かをしたい動きたいといった欲求はある。そんな矛盾のなかで、Blogの更新もためらいがちになってしまったのかもしれません。
ところでそれはそうと、みなさんには、この四月からの〝春の講座〟についてお伝えしておかねばなりません。
じつは急なことで申し訳ないのですが、明日4月8日(土)15時30分からJR市ヶ谷駅にあるTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで、
京都商工会議所主催の「京都講座」が開講されます。
今回の講座は、2016年度から開講されています『〝心をつなぐ教え〟名僧の思想とその時代を考える!』のPartⅡの講座です。
第一講の今回は「空海と〝密教世界〟」をテーマにお話しをいたします。
2016年度は日本の歴史の中で光彩を放った6人の僧についてお話しいたしましたが、PartⅡは5人の僧。第一講は空海、つづいての第二講は道元、第三講は日蓮、そしてあまりご存じではないかと思いますが、第四講では寂室元光から一絲文守までを貫く〝清冽〟について、第五講は良寛についてお話ししていきます。
こんな時代だからこそ、人びとの魂の救済を祈り続けた僧の姿に触れ、わたしたちの心の再生を期す必要があるのではないか。そんなことを深くそして意味あるものとして、みなさんと共有できればと考えています。
お申し込みお問い合わせは、京都商工会議所会員部京都検定講座係 TEL075-212-6416 e-mail school@kyo.or.jpです。
明日当日も直接会場においでいただければ、手続きおよび受講は可能です。
ぜひおいでください。
ところで、もう一つ昨年度まで淑徳大学で講座を行っていましたが、それに代わってこの5月の第4週土曜日(27日)午前11時から13時にかけて、NPO新人会・宏究学舎主催の【明治維新から150年! 日本近代の国家観】についての講座を7月までの6回(すべて土曜日)開講いたします。会場も押さえていますので、明日の今日講座の会場では案内文を配布できると思います。このBlogでの告知は、もう少しお待ちください。近々にお知らせいたします。
春になって、さまざまなものが動き始める昨今ですが、時代の中でみなさんと共有できる「場Pothos」づくりを今年度も営々とつくっていきたいと考えています。よろしくお願いいたします。