なでしこ佐々木監督、古里・尾花沢に凱旋
(2011年07月29日 20:47 山形新聞)
佐々木則夫監督に握手を求める中学生たち=尾花沢市役所
「世界一の監督、お帰りなさい」-。サッカーの女子W杯ドイツ大会で、日本代表「なでしこジャパン」を初優勝に導いた佐々木則夫監督が29日午後、出身地の尾花沢市に凱旋(がいせん)した。大勢の市民が集まり、母校の尾花沢小では後輩が快挙を祝福。古里の熱烈な出迎えに佐々木監督は「逆に大きな勇気と力をもらった。期待に応えられるよう五輪予選も勝ち抜く」と力強く語った。
市民栄誉賞の授与式が行われた市役所前には800人以上が集まった。尾花沢中ブラスバンド部の演奏の中、佐々木監督は市民にもみくちゃにされながらステージに登壇。加藤国洋市長から市民栄誉賞の賞状と記念品などが手渡され、市特産の尾花沢牛も贈られた。子どもたちからの似顔絵や横断幕のプレゼントに目を細め「9月に五輪予選が始まるが、皆さんに感動と勇気を与えられるように頑張りたい」。サインや握手、記念撮影の求めにも気さくに応じ、大きな輪はいつまでも途切れることはなかった。
同市延沢、会社員五十嵐弘幸さん(50)は「世界を制した監督はやはり違う。尾花沢の男として誇りに思う」。「一目見たくて」と足を運んだ同市北町1丁目、主婦菅野佑美さん(31)は「テレビから伝わる優しい人柄そのままで、格好良かった」と感激した様子だった。
引き続き佐々木監督は尾花沢小を訪れ児童と交流。同校では大会前に6年生が激励の横断幕を、5年生が手紙をドイツに届けた。佐々木監督は「試合では横断幕をスタンドに掲げ、試合がない日も、手紙と一緒にホテル内に張っていた。私も選手も元気をもらった。ありがとう」と感謝。「なでしこがW杯で優勝できたのは失敗を恐れず挑戦し、夢を持って戦ったから。みんなも夢へ向かって挑戦してほしい」との言葉を送り、全員で記念写真に納まった。
子どもたちの激励の歌や女子による“なでしこ応援団”のエールに「感動で涙が出そうになった」と話す佐々木監督に、5年の梅津朗君(10)と手塚和希君(11)は「オーラがある」とあこがれのまなざし。6年の東海林侑香さん(11)は「勝ち続けるようになでしこを応援する」。
古里で長く熱い一日を過ごした佐々木監督は「久々に尾花沢の人たちとお会いしてリフレッシュできた。これからおいしい尾花沢牛と米、おしんこを堪能して気合を入れ、良い報告ができるように頑張ります」と笑顔で話した。
いまや、ひっぱりだこのなでしこジャパンですが、山形においても熱烈歓迎です。
佐々木監督には、県スポーツ大賞が贈られました。
尾花沢市によると、佐々木監督は小学2年のときに埼玉県に転居するまで市内に住んでいたそうです。
同市も市民栄誉賞を贈るらしいです。また、母校明治大学からも「明治大学特別功労賞」を贈呈されたそうです。
秋の七草のひとつ、桔梗が咲きました。わが家のは白です。
(2011年07月29日 20:47 山形新聞)
佐々木則夫監督に握手を求める中学生たち=尾花沢市役所
「世界一の監督、お帰りなさい」-。サッカーの女子W杯ドイツ大会で、日本代表「なでしこジャパン」を初優勝に導いた佐々木則夫監督が29日午後、出身地の尾花沢市に凱旋(がいせん)した。大勢の市民が集まり、母校の尾花沢小では後輩が快挙を祝福。古里の熱烈な出迎えに佐々木監督は「逆に大きな勇気と力をもらった。期待に応えられるよう五輪予選も勝ち抜く」と力強く語った。
市民栄誉賞の授与式が行われた市役所前には800人以上が集まった。尾花沢中ブラスバンド部の演奏の中、佐々木監督は市民にもみくちゃにされながらステージに登壇。加藤国洋市長から市民栄誉賞の賞状と記念品などが手渡され、市特産の尾花沢牛も贈られた。子どもたちからの似顔絵や横断幕のプレゼントに目を細め「9月に五輪予選が始まるが、皆さんに感動と勇気を与えられるように頑張りたい」。サインや握手、記念撮影の求めにも気さくに応じ、大きな輪はいつまでも途切れることはなかった。
同市延沢、会社員五十嵐弘幸さん(50)は「世界を制した監督はやはり違う。尾花沢の男として誇りに思う」。「一目見たくて」と足を運んだ同市北町1丁目、主婦菅野佑美さん(31)は「テレビから伝わる優しい人柄そのままで、格好良かった」と感激した様子だった。
引き続き佐々木監督は尾花沢小を訪れ児童と交流。同校では大会前に6年生が激励の横断幕を、5年生が手紙をドイツに届けた。佐々木監督は「試合では横断幕をスタンドに掲げ、試合がない日も、手紙と一緒にホテル内に張っていた。私も選手も元気をもらった。ありがとう」と感謝。「なでしこがW杯で優勝できたのは失敗を恐れず挑戦し、夢を持って戦ったから。みんなも夢へ向かって挑戦してほしい」との言葉を送り、全員で記念写真に納まった。
子どもたちの激励の歌や女子による“なでしこ応援団”のエールに「感動で涙が出そうになった」と話す佐々木監督に、5年の梅津朗君(10)と手塚和希君(11)は「オーラがある」とあこがれのまなざし。6年の東海林侑香さん(11)は「勝ち続けるようになでしこを応援する」。
古里で長く熱い一日を過ごした佐々木監督は「久々に尾花沢の人たちとお会いしてリフレッシュできた。これからおいしい尾花沢牛と米、おしんこを堪能して気合を入れ、良い報告ができるように頑張ります」と笑顔で話した。
いまや、ひっぱりだこのなでしこジャパンですが、山形においても熱烈歓迎です。
佐々木監督には、県スポーツ大賞が贈られました。
尾花沢市によると、佐々木監督は小学2年のときに埼玉県に転居するまで市内に住んでいたそうです。
同市も市民栄誉賞を贈るらしいです。また、母校明治大学からも「明治大学特別功労賞」を贈呈されたそうです。
秋の七草のひとつ、桔梗が咲きました。わが家のは白です。