戦没作曲家紺野陽吉の音楽 AYu:Mコンサートを無事に終えることが出来ました。
今回、クラウドファンドにより寄せていただいた資金により、紺野陽吉の楽器を修復するところから準備が行われました。
ただし修復されたとはいえ70年以上の時間を御蔵で眠っていた楽器ですから、いきなり演奏会する作品の全てを演奏すると負担が掛かり過ぎるので、今回の演奏会では弦楽二重奏曲の第二楽章にのみ用いさせていただきました。
優しくふくよかな音色のする楽器で、一緒に弾いていると、のどかな田園風景を思わせる曲想がほんのり秋色に染まるような、季節を感じる音色に包まれるのでした。
続く第三楽章は秋の祭囃子を思わせる曲想ですし、良い流れで楽章をつなぐことが出来ました。
とても素敵な経験をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
その後、弦楽三重奏では紺野陽吉が遺した楽譜の通りに演奏を進め、第三楽章の途中で終わりと致しました。
戦争が摘み取った若人の未来に想いを寄せつつ、演奏を終えました。
会場へは、白鷹町の皆様のみならず、かつて紺野陽吉が通った長井の高校の生徒さん達をはじめ、県内外より多くの方々にいらしていただきました。
陽吉さんが紡いだ縁の広がりを目の当たりにし、残された作品がこの先益々多くの縁を紡いでゆくのだということを思い、旅立ちの後もなお人々の心へ語り続ける作曲家の仕事の偉大さに心を打たれます。
この度の素晴らしい企画を創り上げてくださった全ての皆様と会場へ足を運んでくださった皆様、まことにありがとうございました。
そして四半世紀の時を費やし紺野陽吉の作品を白鷹の地へ届けてくださり、彼の魂が再び故郷に根をおろすためにご尽力をくださった小宮多美江先生に、深く深く御礼を申し上げます。
今回、クラウドファンドにより寄せていただいた資金により、紺野陽吉の楽器を修復するところから準備が行われました。
ただし修復されたとはいえ70年以上の時間を御蔵で眠っていた楽器ですから、いきなり演奏会する作品の全てを演奏すると負担が掛かり過ぎるので、今回の演奏会では弦楽二重奏曲の第二楽章にのみ用いさせていただきました。
優しくふくよかな音色のする楽器で、一緒に弾いていると、のどかな田園風景を思わせる曲想がほんのり秋色に染まるような、季節を感じる音色に包まれるのでした。
続く第三楽章は秋の祭囃子を思わせる曲想ですし、良い流れで楽章をつなぐことが出来ました。
とても素敵な経験をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
その後、弦楽三重奏では紺野陽吉が遺した楽譜の通りに演奏を進め、第三楽章の途中で終わりと致しました。
戦争が摘み取った若人の未来に想いを寄せつつ、演奏を終えました。
会場へは、白鷹町の皆様のみならず、かつて紺野陽吉が通った長井の高校の生徒さん達をはじめ、県内外より多くの方々にいらしていただきました。
陽吉さんが紡いだ縁の広がりを目の当たりにし、残された作品がこの先益々多くの縁を紡いでゆくのだということを思い、旅立ちの後もなお人々の心へ語り続ける作曲家の仕事の偉大さに心を打たれます。
この度の素晴らしい企画を創り上げてくださった全ての皆様と会場へ足を運んでくださった皆様、まことにありがとうございました。
そして四半世紀の時を費やし紺野陽吉の作品を白鷹の地へ届けてくださり、彼の魂が再び故郷に根をおろすためにご尽力をくださった小宮多美江先生に、深く深く御礼を申し上げます。