山響の業務の谷間の今日は、もちろん山形Q。…疲れを引きずらないようにと心掛けるも、体から滲み出て漂うグッタリ感が抑えられない。
若い頃は、酒飲んで一晩寝ればスッキリとリセットされたものでしたが、少しずつそうはいかなくなってきています。
しかし、コロナの前はこんなスケジュールが当たり前だったはず。体が鈍っているのでしょう。
ということで、定期のための練習の前に、まずは15日の依頼公演のためのリハーサルから。これも山響のリハーサル前の午前中に行われる強行スケジュールの公演。
また倉田氏に第2ヴァイオリン、田中さんにヴィオラをお願いしての弦楽四重奏です。クラシックから民謡、唱歌から懐かしのメロディーなど、バラエティに富んだラインナップで楽しんでいただきます。
それからようやく、3人で定期の練習。クラリネットを除いてのクロイツァーと、シベリウス。いつ届くかわからない新作が来る前に、少しでも仕上げておかないと。
まだ2回目ですが、なかなか良い曲だと思えるのはシベリウス。単一楽章の短い曲ですが、短歌のように、無駄を排して凝縮した世界観を感じさせる曲です。
3人が一体となって動けるかどうかがポイント。もう良い歳なので、小さな自我から離れて、音楽に身を任せたいものです。
さあ、今年も残りわずか。良い年末年始が過ごせるよう、まだまだ頑張りましょう。