ついに新曲が来ました。全部ではないものの、これで何となく曲の雰囲気はわかります。
それにしても、やることが決まっていて、すでにチラシもできている状態で渡される新曲の楽譜を見るのは、緊張を伴うものです。
そこに何が書かれているかによって、正月返上はもちろん、本番の日まで夜も眠れないことにもなりうる。…このスリルがまた、委嘱初演の醍醐味でもある。と言うべきなのか?
ということで、午前中に新庄で山響のスクールコンサートをこなしてからのリハーサルにて、弦楽器3人での初合わせ。
3日前にもらった楽譜は、いくつかの沖縄民謡をもとにした幻想曲といった感じ。やや音が多いものの、難解ではない印象で、まずは胸を撫で下ろしていたところです。
しかし…合わせてみると、これがなかなか。さすがは気鋭の現代作曲家だけあって、単純に民謡を編曲したものとは違いますね。
民謡が複雑に絡み合いながら、全体としては現代曲としての斬新な作品になっています。
複雑な部分は、山形Q所蔵の爆音メトロノームを活用して合わせていきます。なかなか骨のある本格的な作品だということがわかりました。
次回はクラリネットの川上氏を交えて、作品の全貌に迫ります。
なかなか、やりがいのある作品のようです。…心してかかります。
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま5箇所
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