山形Qの第85回定期が、いよいよ明日です。
最終のリハーサルの今日は、やまぎん県民ホールの練習室。やはり、本番に向かうための集中力を磨き上げるために、いつもと違う環境で緊張感をもって練習するためではなく、ただいつものコミュニティ・センターが使えなかったためです。
とはいえ、場所を変えたことによる効果もあります。
不思議なもので、会場の響きは「身につく」。「慣れている」ということだけで、いつものコミセンの「研修室3」は落ち着くのです。「いつも通りだ」と感じられることは、年々、歳をとったり疲れやすくなったりしている自分に安心感を与えてくれるものなのです。
それが、本番の会場に来て音を出した途端に「なんかいつもと違う…調子が悪いのかな」などと不安になったりするのです。私たちにとっては文翔館も「おなじみ」なので、もはやそういうことはありませんが、初めての会場だと、ただのBGMの仕事でもナーバスになったりする人もいる。
そういう意味では、違う会場で練習できる機会はありがたい。今日の練習室は響きも良くて、使用料も安くて、本当に素晴らしい、逆に「いつもこんなところで練習してると良くないな」とも思ってしまうのは貧乏性みたいなものですね。
さて「魔笛」の仕上げ。前回の録音を客観的に聞いてみて、気になったところなどを確認します。弾いているときには感じなくても、録音では「ああ…間延びしてるな」とか「メリハリが足りないな」とか。
今朝はイヤホンでその録音を聞きながらウォーキングしましたが、「あぁー」とか「ああっ!」とか声が出てしまっていました。
そのあたりを手直ししつつ、最終確認。
明日は良いコンサートになるように頑張ります。とにもかくにも、曲が素晴らしいので、会場の皆さんと一緒に楽しめればと思います。
いつも通り、18時45分開演です。たくさんのお客様をお持ちしております。
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま21箇所及び山形市内公民館
ただいま21箇所及び山形市内公民館