やる気をだすセリフ

落ち込んだ自分を奮い立たせる、気に入ったフレーズを集めます。
言葉には力があるからです。

私の汗の一滴がみんなを変える。

2005-07-08 12:20:14 | Weblog
カオス理論を知っていますか。予測できない複雑かつ不規則な様子を示す現象を扱う理論です。つぎの特徴があります。
・自己相似
・単純な数式から、ランダムに見える複雑な振る舞いが発生する
・初期値のごくわずかなずれが、将来の結果に甚大な差を生み出す(バタフライ効果)
・過去の観測データから将来の長期予測が困難となる
中でもバタフライ効果は、「北京で蝶が羽ばたくとニューヨークで嵐が起こる」とよく例えられます。

「イヤならやめろ!」で有名な堀場氏は次の本の中で、バタフライ効果を次のように解釈していました。あなたのちいさな働きが世界を変えるうねりになるとしたら、どんなに小さなことでも真剣に取り組めるのではないでしょうか。

それを、とても感動して読みました。
私の汗の一滴がみんなを変える。私の汗の一滴が大河の一滴になる。そんなことをやってみたいと確信しました。

その他大勢から抜け出す仕事術―仕事を変える「8つの時間」

三笠書房

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「成功しよう」より「夢をかなえよう」のほうが楽しい。

2005-07-07 11:53:48 | Weblog
日本人はたいてい「がんばって」と激励し「がんばります」と答えます。
よく考えると単なる掛け声でそれほど具体的な内容はないのがほとんどです。わかっていてもそういってしまいます。他に適切で汎用的な掛け声がないからでしょう。何か気の利いた掛け声はないかと思うときがありますが。

なぜ声を掛けるのでしょう。目標を持っている人を応援したくなるのは人情だからです。
なぜ応援したくなるのでしょう。目標に向かっている人から元気をもらいたいからだと思います。
場合によっては「成功運」にあやかりたいということもあるでしょう。
声を掛けられたほうも「成功」するぞ、と歯を食いしばります。でも、悲しいかな「成功者」の影には敗北者の死屍累々という場合があります。また、成功しても、後味の悪い勝ち方があります。

少しスマートに目標達成を「夢をかなえる」ことに重点を置けば、手段を選ばずのようなプレッシャーをお互いにかけることもなく、Win-Winになれるのではないでしょうか。
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子供のころ燃えたことを思い出してみよう。

2005-07-03 21:30:16 | Weblog
子供のころ燃えたことを思い出してみよう。恥ずかしいけど、つまらないことに真剣だった自分がかわいい。子供のころの思い出を捲ると時空を超えてた自分に出会えそうな気がする。

小学校6年とき、雑誌に宇宙飛行士の訓練で、目を回さないようにする訓練というのがあった。それをまねて、くるくる回ったら、目が回って気持ち悪くなった。その後、家族で動物園に電車で行った。動物園に着いたら、吐いてしまった。

アポロ8号が月軌道を回って無事帰還すると信じていた。私の思ったとおりになったと喜んだ。アポロ11号の月面着陸の中継放送の時、故障しかけたテレビをたたきながら見た。雑誌の付録の月面着陸機を作って、独特の形を嘗め回すように四方から眺め続けた。

私は乗り物酔いがひどかったので、ロケットに乗りたいとは思わなかったが、宇宙開発にかかわりたいと思って会社を決めた時があった。

そんな、私に、甘酸っぱい青春を思い出させてくれたのがこの本。

新聞社の科学部担当記者になった"ぼく"は、社会部から頼まれて、過激派が起こした爆発事故をを取材した。現場写真でミサイルの実験だとわかったが、高校時代の仲間が設計したロケットに似た形状の部分に気づいた。その疑問を解くために高校時代の仲間と連絡をとろうとするが、連絡が取れない。高校時代、火星に行きたいと、天文部を乗っ取って、ロケット部にしてしまった"ぼく"とその仲間。それぞれ、ロケットとつきず離れずの人生を歩んでいたが、最近、"ぼく"以外の仲間は集まって、ロケットを作っていることを突き止める。高校時代は一度も打ち上げに成功していなかった。打ち上げ成功の夢を捨てきれない男たちの青春小説。ちょっぴりミステリー仕立てのストーリー。絡んでくる女性記者もかわいい。

夏のロケット

文芸春秋

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泣こかい飛ぼかい

2005-07-02 09:24:40 | Weblog
「なこかい とぼかい なこよっか ひっとべ」を知っていますか。鹿児島のわらべ歌というか、掛け声というか。泣こうか飛ぼうか、泣くより、飛べ、と言っています。
小学生のころ、工事現場の小屋や崖に上って遊びました。年長者がどんどん先に行きます。小さい私は、遅れをとらない様に必死ですが、高いところから飛び降りるのが怖くなって足がすくみます。その時、この言葉を叫んで、空中に身を投げます。男が泣くのは恥だったからです。泣くより、骨を折ってでも、飛ぶのが男だったからです。
今は、そういう時代ではないですが、踏ん切りをつけるのに勇気をもらえる言葉です。

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