オヤジは飲み呆けたりはしなかった
正月2日、箱根駅伝の学生達の力走をホロ酔いかげんで見ていると、
「こりゃあ、飲み呆けてもいられないぞぉ。」と、殊勝な気持ちになった。
「よしっ。オレもやろう!」
それで山行ってきました。(見事な体育会系の乗り)
正月と言えばやっぱり富士山。
今回も中央線沿線の秀麗富嶽十二景、倉岳山・高畑山に行って来ました。
中央線梁川駅から倉岳山に登って、天神山、高畑山と歩きます。
下りは高畑山から、鳥沢駅に向かいます。
では、出発しましょう。
梁川駅。無人駅です。
1月3日09:05スタート。
梁川大橋から見た倉岳山(990m)。
林道を歩いて25分で登山口。
いつもの様に植林地を登り始めます。
登り道は北側斜面なので、これから上に着くまで陽が射しません。
空気はヒンヤリです。
この沢と何度も交差しながら進みます。
広々とした雑木林。
水場です。10:25 立ったまま5分休憩。
また植林地に入って、 傾斜が増すと・・・
立野峠です。10:45
やっと展望が開けて陽が射しました。
陽だまりの気持ちの良い尾根道を歩きます。
ヨッコラショッと登ると・・・ ストンと降ります。
なかなかテッペンが近付かない
最後の急坂です。キッ、キツイ
普段ならどうって事無い登りだけど、大晦日から夕べまで
ドップリと酒に漬かっていた体にはこたえます。
いや恐ろしくキツイ 久々のヒーヒーハーハーゼーゼーです。
「しまった。2~3日酒を抜いてから来るんだった」と
後悔したけどもう遅い。 ヒーヒーハーハーゼーゼーです。
ガンバッテー、ガンバッテー。頂上(990m)です。11:20
北側はこんな感じ
そして富士山は・・
霞んでいて半分雲の中。 チョッと残念
富士山の近くで雲が湧き上がってます。
陽だまりの中で、ゆっくりお昼にします。
今日のメニュー
年末に田舎の姉が送ってくれた、生ハムやロースハムを
たっぷりと挟んだ贅沢なサンドウィッチと、
熱~いコーンポタージュスープ
チーズにチョコレートにアミノバイタルも
タップリとエネルギーを詰め込んで、
高畑山(981m)に向かいます。12:05
いきなり急降下です。
画面左側に降りて行きます。
ドンドン降りて行きます。
「オイオイ、降りたらまた登らなきゃいけないんだから。
今日はキツイんだから勘弁してよー」
・・・全っく無視・・・・
奈落の底に落ちて行きます
やっと落ち着いて尾根道を歩きます。
尾根を境に、植林地と雑木林にクッキリ分かれてます。
高畑山が見えました。
「ほ~ら言わんこっちゃ無い。
あんなに高くなってしまったじゃないか」
下げ止まりの穴路(あなじ)峠
登りが始まります。
途中にある天神山(876m)
「アー! また降りるぅ」
そして最後の登りです。
「ヒェー」
さっきの登りなんか比じゃない
「ハッハッヒッヒッゼッゼッ・・・・・」
「もうイヤッ!ヤメテッ」って頃に・・・
テッペンです・・・ヒッヒッハッハッゼッゼッ 13:00
ところがこの山頂・・・
富士山がこの程度にしか見えません。
これでは秀麗富嶽の看板に偽りありです
多分以前は上の看板の写真の様だったんでしょう。
それが樹が伸びてこうなったんでしょう。
でもこれでは、あと数年で富士山は見えなくなってしまいます。
「秀麗富嶽十二景」を楽しみに、息を切らせて登ってきた者は
ガッカリです
何とかして下さい大月市さん
さて降りましょう13:20
ここも急坂!
一気に降りて行きます。
落ち葉の吹き溜まりでは足が埋まります。
途中で見えた空。
降り切ると正面に扇山。
その内ここも登らなきゃ。
駅に向かう甲州街道には、こんな古い家並みが続きます。
鳥沢駅着15:05
今日の教訓
「飲んだら登るな 登るなら飲むな」
山登りオヤジ
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