大豊 泰昭
‘89年4月30日
80年代の感覚では、今頃はとっくに日本シリーズは終っていたように思う。
今は、ペナントレースの試合数が増えた上に、クライマックスシリーズが出来て。
日本1になったらなったで、アジアカップが控えていて。
選手は大変だろうなと思う。
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下山途中
山頂から。 左「男体山」 右「大真名子山」
下山途中のガレ場から。
立っている所は、安定しているけど、通って来た向う側は石が裏返って、白くなっている。
崩れたばかりの様で、足を置くとズルズルと滑って、チョッと怖かった
「前女峰」の岸壁。
「遥拝石」から覗いた「雲竜渓谷」
吸い込まれそう
気の弱い人は、下を覗いてはいけません
*余談
午前2時に目が覚めた後、真っ暗闇・完全静寂の中、小屋からさほど遠くない辺りで、
カサ、コソ、ゴソと何かが歩く音がする。
完全静寂だから、音にはすこぶる敏感なんです
歩く足音だから、足の無い人達ではないだろうと、まずは気持ちを落ち着かせる
ところが突然、そやつが「キャッホー!」と叫んだ
飛び起きた
ヘッドランプ、懐中電灯、持っている明かりを全部点けた
熊鈴を、カラコラキンコンカンカンカン・・・・と振り回した。
そやつは、ザッザッと音を残して遠ざかって行った。
多分、鹿なんでしょう。
でも、確かに「キャッホー!」と叫んだ
だからイヤだったんだぁ
小心者のオヤジには、この環境はキツ過ぎる
オシッコをしたかったんだけど、明るくなるまで我慢したんだとサ
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赤薙山から女峰山
赤薙山を過ぎると、山の様子がガラリと変わって、ゴツゴツ荒々しい岩峰になります。
「一里ヶ曽根」から。
高いのが「女峰山」。左が「前女峰」。
頂上手前から。ゴソッと崩れている所の上が「赤薙奥社跡」
その二つ向こうが「赤薙山」。霧降高原は「赤薙山」の裏側。
今回、全部歩いたので位置関係が良くわかりました。
頂上から西に行くと「帝釈山」(2455m)
向こう側から見た「女峰山」が、一番姿が良いらしいんだけど、
今回は残念。
番外編3はこちら
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登山の記事で、載せ切れなかった写真を紹介します。
今日は、
霧降高原
丸山(1689m)
10月13日
霧降高原からの道は、丸みのある広い尾根を直登します。
抜群に見晴らしが良くて、このすばらしい景色です。
スタートからテンションが上がります
でも、これだけの風景を目の前にして、撮影しない訳にはいかない。
なかなか足が進みません。
だから、怖い小屋に泊る羽目になってしまいます
番外編2はこちら
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夜です。 一人ぽっちの夜です
明るい内に食事も済ませたので、何もする事がありません。
「この夜は、長いぞ~」と覚悟したのだけど、7時ごろ目をつむったら意外にあっさりと眠ってしまった。ラッキー
やっぱり疲れているんだろう。
そして目が覚めた。 真っ暗・・・・時計を見ると・・・・・・2時・・・・・・
夜明けまでまだ随分ある。 もう一眠りしようとするんだけど、7時間タップリ眠ったので、眠れるわけが無い
さて、これからが長かった~
風が無いので音がしません。 真っ暗闇の完全静寂・・・・・・・・・
「こりゃ、かなわん!」とランプを点けるんだけど、光が届かない小屋の隅が気になって、余計不気味に感じる
仕方が無い。真っ暗闇に戻して目を閉じる。 そして余計な事を考えずに、明日の行動だけを考える
丑三つ時・・・・ なんて事は考えない 絶対に
昨日は焦って下りてしまったので、夕日を見逃した。
そうだならば朝日を拝みに行こう
そうだそうだと、ひたすら楽しい事だけを考えながら、明るくなるのを待ちます。
5時を過ぎて、明り取りの窓が若干白くなったので、起きよう。
身繕いを整えて、カメラだけ持って、出掛けます。
疲労感は有るけど、筋肉痛は無し。 トレーニングの賜物だ
小屋を出ると、地面がバリバリ音をたてる。 巨大な霜柱がビッシリと出来ている。
さあ!朝日だお日様だとルンルン気分で原生林を歩いたんだけど・・・・・・・・
このガレ場の下に来て、心が折れた。 ポッキリと
これを40分登って、また下りて来る元気はとても無い 諦めましょう。
日の出は諦めたけど、夜明けの山々は幻想的です。
小屋に戻って朝食を済ませて、7:20出発です。 今日も長い道のりです。
でも後は下りるだけ、ゆっくり、のんびり行きましょう。
暫く行くとガレ場です。絶えず崩れているようで、崩れた跡がまだ新しいです。
ここを慎重に横切ります。
振り返ると「女峰山」 右に「唐沢小屋」が見えます。 広~い山裾の原生林。
日光連山 左から「男体山」「大真名子山」「小真名子山」 「日光白根山」も顔を出しています。
山腹を東に回り込む道になって、「日光連山」とはサヨナラです。
道らしい道が無い所を急降下して行きます。
「箱石金剛」と言う場所。
さらに急降下が続いて、
「前女峰」(2359m)が現れました。
綺麗な笹原をトラバースします。笹と言うのは離れて見る分には綺麗なんだけど。・・・後でタップリ出て来ます。
「前女峰」の姿がどんどん現れます。 下を覗くとこれまた素晴らしい
左にポコンと出てるのが「女峰山」 彼女とはここでお別れ
カラ松の中の笹原を・・・・ さらに急降下すると。
9:15「遥拝石」です。 一昨年の12月ここまで登りました。 「前女峰」の素晴らしい岸壁
「遥拝石」に登って下を覗くと・・・・・ 断崖絶壁!! 「雲竜渓谷」の終点です。
「七滝」 昨日、あの上を歩いたんだ。
雲が出て来ました。 出発しましょう。9:40
笹の斜面を過ぎると・・・・ ガレ場になります。
ペンキのマークに従って進むと、
「八風」 残念ながら今日は遠くが霞んでいます。
ここから笹です。タップリの笹です。腰から胸の高さまで茂っていて、道が見えません。
道には段差があり、根っ子や石もあります。油断できません ストックでかき分けながら進みますが、鬱陶しいです
昨日、無理に下りていたら、この笹薮の中で暗くなった訳で、道に迷ったかもしれない
一昨年の12月は、笹は膝の高さで、一本道がクッキリ下まで延びていました。
今日は一面笹薮です。 これが下まで延々と続きます
11:00 「水場」の標識。「遥拝石」で飲み物が底をついたので、補充します。
標識から20mほどで、小さな流れがあります。
大変冷たいです。
この後、鬱陶しい笹薮が続いて、変わり映えのしない風景なので写真は無し
13:00 日光・東照宮・西参道に到着。
シーズンで観光客がいっぱい。 登山姿で一人浮いている
初めての体験の避難小屋泊まりだったけど、長い長い道のりを無事に歩き切りました。
「このコースを歩ければ、大概の山はいけるぜぇー」と妙な自信に溢れています。
自信が過信にならない様、トレーニングに励みましょう
さて、家に帰って、自分への褒美に、「飲み放題!鯨飲フルコース」となったんだけど、
焼酎一杯も飲まない内に、猛烈な睡魔が襲ってきて、10時間熟睡してしまった
山登りオヤジ
番外編1はこちら
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夜が恐ろしいので、休憩です
連日大作が続いてます。
今日は、チョッと一息入れます。
明日は、感動の下山・完結編です(そんなにオーバーじゃないけど)
乞御期待!です
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さて、第3編です。
ビッシリと胸の高さの這松です。 初めて出会いました。
葉がチクチクと痛いし、急坂だし、枝の反発力が結構あって進み難い
唐突に「女峰山」のプレート 山頂か? 頂上はこちら。
そんな訳は無い。 ここは三角点設置点(2463,5m) あと、標高差20m。
祠があります。 田心姫命が祀られてます。 頂上は直ぐそこ! ワクワク!ドキドキ
ハイッ!女峰山テッペンです。(2483m)
14:10着。 朝、霧降高原を出て、ちょうど6時間。
長かった~
記念写真!
不機嫌なのではありません 風が凄いんです
で、頂上からの景色は・・・・・・
むっは~~~~~
360度遮る物の無い大展望
「あ~!山登りを始めて、本当に良かったー」
「トレーニングを続けていて、本当によかったー!うっうっ」
残念な事に、「男体山」の上に太陽があって、逆光で写真では色が出ない
この素晴らしさを、100%伝えられないのがもどかしい
だから、この美しさは独り占め
日光方面は雲の下。 右のピークは「前女峰山」(2359m)
歩いて来た山々。 さて、この時点では、まだ今日中に下りるつもりでいます。
日光市内に着くのは、7時を過ぎて真っ暗だろうけど、暗くなる頃は
笹原の一本道で、迷う事は無いと考えていました。
だから、下りる事に頭が一杯で、多少焦りがありました。
結局山頂に居たのは僅か20分・・・・・・・
「唐沢小屋」経由日光市内に向けて下ります。 相変わらずの自然な道を下ると・・・・・・
大変なガレ場 ここを下りるんですと 途中で見上げると、これは恐ろしい
下りながら、気が付いた!
足が途方も無く疲れている 踏ん張りが利かない
この状態で、下り一方の4~5時間は無理なようだ・・・・・・
「う~ん!避難小屋に泊まろう 泊りたくないけど」
15:10 「唐沢避難小屋」
そもそも、今日の「女峰山」の登山を日帰りでやろうと、若干無理な計画をしたのには理由があります。
「女峰山」に登る為に色々情報を集めていたら、10数年前に明大のS君がこの小屋で亡くなったという
オヤジはそこで腰が引けた
さらに調べていると、数年前、女性二人だけで泊った時、二人とも隣で寝てるのに、小屋の隅でガサゴソと
音がして、二人で震え上がったと言う記録を読んだ
オヤジは、こうなると拒絶反応です
小学生の夏、怪談話が好きな両親がTVで「四谷怪談」なんか見るんだけど。
当時の実家の、暗~い豆電球の便所に入ったら、お岩さんが背中に張り付いているような気がして、
おしっこをしているのに、小便チビリそうな恐怖になって、おしっこを撒き散らして駆け戻ってしまった。
何回も、何回も母に怒られた
いい大人になった今は、さすがに撒き散らしたりはしないけど、あの恐ろしい感覚は今も変わらない
だから、この避難小屋には心底泊まりたくない
でも今日はここで泊らないと命に関わる。
この小屋には、シュラフと毛布があると言うので、それを頼った。
明るい内に寝床を造って、夕飯も済ませる。
小屋の温度計は6度です 夜中にはマイナスになります。
シュラフは夏用だったので、持ってきた着る物を全部身に着けます。
ランニング、半そでTシャツ、長袖Tシャツ、ネルシャツフリース。
暗くなったのに、誰も来ません
一晩、一人のようです
日が沈むと、予想以上に冷えて来て、靴下を二重に履いて、フリースの手袋をして、
ジャケットを着て、臭い毛布を掛けて寝ます。
・・・・・・お岩さんと、S君が出ない事を祈りながら・・・・・・・
山登りオヤジ
第4編はこちら
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「赤薙山」で10分休憩して、10:30出発です。
まだまだ先は長いです。
これから先は,岩峰のヤセ尾根。 悪路のアップダウンの連続です。
岩を乗り越え、根っ子を掴んで、倒木を跨いで、やれヨッコラショ
でも、時々展望が開けると、これが素晴らしい
山の中ならではの野性的な紅葉 ワイルドだぜー
るんるん気分で歩いても、悪路は悪路です しんどいです
11:40 「赤薙奥社跡」(2203m) シャクナゲが群生する道を下りて行きます。
展望が無いので素通り せっかく2200mまで登ったのに、勿体無い
この山は、人工的に切り開いた道がありません。 まして、木道や階段は皆無です。
方向を示す赤と黄色の道標があるだけです。
「方向は教えてあげるから、あとは好きに登りナ」ってなもんです
お陰で、自然そのままで野性的です。 好きですこんな道(キツイけど)
はいっ!好きな道をズンズン進みましょう。
たまに「女峰山」が現れます。
ダケカンバが混じるった気持ちの良い尾根道
この辺りの尾根道を「一里ヶ曽根」と言うようです。
突然前方が明るくなって、 「独標」(2295m)に飛び出します。 12:25
展望抜群 キャッホーです ここで大景色を眺めながら、昼にします。 至福のひと時
12:45出発です。
直ぐ、谷底に下りて行きます。
昼を食べている間に追い付いて来た20代半ばのアベック(死語?)が、
「えー!これは下りられない!」と言って引き返してしまった。
あらっ!まあ!ここまで来て勿体無い
気を付ければそんなに危なくないのに
下りたら、こんなに気持ちの良い場所なのにねぇ
さて、ドンドン進みましょう。
景色が次々に変わって行きます。
見晴らしの良い痩せ尾根。
振り返ると「赤薙山」から続く道。 「女峰山」の角度が変わって来ました。
右から2番目のピークが昼を食べた所。 次は左のピークに登るようです。
いっぱいピークがあったけど、御丁寧に全部上まで
登って来ました。 フー
近付くと、胸を突く急斜面 二足歩行では登れない 完全に四つん這い
せっかく這い登ったのに、また下りて今度は手前の赤茶けた所を登るようです。
山の本や地図では、ここは「急坂」となっていますが、間違いです。
正しい日本語では、これを「崖」と言います
恐怖すら感じる、垂直に近い「崖」。 ロープに摑まって下を見たら 「こりゃ、滑ったら下まで行くなぁ」
最後の5mで、やっとロープが現れて一安心
登り切ったら、「女峰山」は直ぐそこ!
ここからは、日光では珍しい這松がビッシリ生えています。
もう少しだ。 がんばれ!オヤジ
はいっ!残念ながらブログの字数制限になりました。
第2編でまだ頂上に届きません
長い、長~い山道です。
はたしてオヤジは無事に帰って来られるのか!
山道は、果てしなく続き。
続編もまだまだ続きます
続編3はこちら
山登りオヤジ
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お待たせしました。 ようやく出来ました
13日(土)、3年越しの計画だった「女峰山」(2483m)にいよいよ挑戦です。
コースは、
霧降高原ー小丸山ー赤薙山ー赤薙奥社ー一里ヶ曽根ー女峰山ー唐沢避難小屋ー遥拝石
ー稚児ヶ墓ー東照宮・西参道バス亭
朝、4:00に目覚めると、三日月と明けの明星が煌々と輝いている。快晴だーっ
北千住5:15発の区間快足に乗り込んで、イザ日光へ。
車中で夜が明けると、雲一つ無い上天気
青空の下、電車は突っ走るー!
「トレイントレン走っていっけートレントレンどこまでもー」
日光が近付くと、日光連山に雲がかかっていたんだけど。
7:36日光に着くと、雲が北に移動している。「よしっ!行ける」
霧降高原行きのバスは9時までありません
今日は奮発してタクシーで行きます。
「え~い!持ってけーっ!3,800円」
霧降高原。7月には左側の斜面が日光キスゲで黄色に染まります。
リフトが一昨年廃止されて、今、遊歩道の工事が進んでいます。
8:10出発です。
8:55小丸山(1601m)10分休憩
ジャケットとシャツを脱いで、ここからは半そでTシャツ一枚。
今日のコースは10時間以上かかる長ーいコースです。
日帰りで一気に歩き通すつもりですが、避難小屋に泊まる事も考えて、食料、着る物を多めに持って来ています。
リュックがズシリと重いです。 でも快調! ズンズン足が進みます
チョット傾斜が増して来た。
「焼け石金剛」と言う場所。
左は笹原とツツジの斜面。 右に「丸山」
この真っ赤なツツジをかき分けるように登って、 コースが左に曲がります。
「赤薙山」が迫ってきました。
この景色。好きです
さて、樹林帯に入って、展望とはおさらば。 直登路と巻道の分岐。 今日は当然巻きます。
穏やかな道です。 直登した道との合流点。
50m戻ると「赤薙山」(2010m)山頂 10:25
頂上は樹に囲まれているけど、樹の間に頭を出すと「女峰山」(右奥)が見えました。左端は「男体山」。
目指す山頂はまだまだ遥か彼方です
さてさて、この先どうなることやら。
次編をお楽しみに 第2編はこちら
山登りオヤジ
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鋭意製作中
10月13日
ポコンと高いのは、「丸山」(1689m)
今回の登山は、今までの山登りより、遥かに多くの経験をしました。
写真も多く撮りました。
写真の整理、山行中のメモの整理・・・・・
時間、かかります
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女峰山頂上より
10月13日14:15
左奥より、「男体山」「大真名子山」「小真名子山」「帝釈山」
300枚以上撮ったので、本編はチョッと待ってネ
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塔の岳なんか比じゃないハードなコースで、
てっぺんに着いたのが2時過ぎ。
下りる途中で、真っ暗になるので、唐沢避難小屋に泊まります。
初めての経験(´・_・`)
あいふぉんから投稿。