1月16日(水)、大雪の翌々日、神奈川県、西丹沢、「高松山」(801m)に登って来ました。
ものぐさオヤジが動き始めました。
年末年始の酒は抜けたけど、深刻な運動不足
山の本と、地図を熟読して、まずは足慣らしに見付けたのが、西丹沢・「高松山」(801m)
箱根の山と富士山の眺めが大変宜しいと言うことです
それは楽しみ、レッツラゴーです
今日の出発は、小田急線「新松田駅」
新宿から小田急沿線はズーと雪が積もっていましたが、「新松田」に近付くと雪が消えました。
あまり降らなかったようです。
どんより曇っているけど、昼には晴れる予報。
「西丹沢」行きのバスに乗って11分、
「高松山入口」で下車。 バスを降りたら直ぐに道標があります。
東名高速を潜ります。 そこにあったコース図(クリックで大きくなります)
その先に綺麗なトイレがあります。
20分ほど舗装された林道を登ります。
先行者は2名。今日会ったのは、この2人と途中ですれ違った1人のみ。
林道を登りつめると、 展望が開けます。
周りは蜜柑畑。長閑です
遠くには相模湾の輝き。
林道が終って、山道に入ります。 頂上まで1時間30分。
まずは、「ビリ堂」を目指します。
緩やかな傾斜で、 段差も無く、
穏やかな道です。 鼻歌が出てきます
林道を横切って、 まだまだ続く穏やかな道。
この辺りで、 雪が現れた。
「ビリ堂」着。 石仏がありました。
「ビリ堂」って何のことかと思っていたのですが、解説板がありました。
昔はここに、この石仏を納めたお堂が建っていました。
この付近の山には幾つもお堂があって、ここが道順の最後のお堂、
一番ビリのお堂という事で、「ビリ堂」だそうです。
ここから先、道の様子が一変します。 階段が現れ、傾斜が増します。
雪は凍っていて、ジャリジャリの状態。 滑ることはありません。
道が明瞭じゃないので、適当に歩き易い所を登ります。 上が明るくなって来ました。
もう少し。 頂上までは、緩やかな道。
着きました。 広い頂上です。
ハイッ!てっぺんです。「高松山」(801,4m)
ここで昼にしようと思ったら、
犬がいた
首輪に鈴も付いているので、野良犬じゃないです。
おまけに、発信機の様な装置さえ付いている。
この犬、昼にしようとザックを開けたら、飛んで来て頭を突っ込んだ。
なっ、何すんネン
腹を空かせている様なので、行動食のビスケットをあげたら、1箱全部食べてしまった。
まだ足りない様なので、チョコレートも全部ばらまいた。
それでも足りなくて、盛んにまとわり付いて来る。
「えーい!お前に食わすタン麺はねぇ!」
だいたい僕は犬は嫌いなんだ。
街歩きをしていると、しょっちゅう吠えられる。
「コナクソッ」と思う。 「善良なオヤジに向かって、何のつもりだッ!」と思う。
おまけに、1匹吠え出すと、隣近所の犬が全部吠え出して、うるさいったりゃありゃしない
1度は、いきなり足元で吠えかけられて、ビックリして横に飛んだら、後ろから来た車に、危うく
轢かれそうになった事もある。 大嫌いなんだ
だから、そんな犬嫌いのオヤジがしてやれるのは、ここまで。
それにしても、この犬のおかげで、ノンビリ弁当を広げて食べられる状態じゃない。
先行していた2人が山頂に居ないのも、この犬に辟易して、早々に向こう側に下りたんだろう。
景色を堪能することも出来ず、来た道を引き返します。
途中腰を下ろせる場所がないので、「ビリ堂」まで下ります。
そして、さあ、お昼だ
今日は豪華
東京駅で1300円! 山の上は寒かろうと、加熱装置付き
紐を引いて、5分で熱々のホックホク
これを犬なんぞに喰われてたまるもんか
食べ終わると、寒いです。
ここは樹に囲まれていて、何も見えないから下りるしかありません。
天気は回復しなかったし、テッペンからの景色もろくに眺めなかったし、今一の山登りだった
箱根の山の方に、今日始めての、日の光 !
朝、出た「高松山入り口」バス停。 次のバスは50分後。
ならばと、30分歩いて、御殿場線の「山北駅」に歩きます。
着いたら、電車は今出た後。次の電車は45分後。
で、20分待ってバスに乗るんだけど、結局「高松山入り口」で50分待って乗るバスだった
あまり冴えなかった今回の山登り。
原因は、頂上に居た犬!
以前にも、大月の「高川山」の頂上に「ビッキー」と言う犬が居ました。
あの山は人気が高くて、大勢の人が登って、犬は有名な人気犬でした。
大勢が登ったから、犬は飢える事が無かったんでしょう。
今回の犬は知らない。
僕は、犬・大嫌いのオヤジだけど、あの犬をあのまま、山の上に置いとくのは虐待です。
飼い主は、即刻連れ戻しに行くべきです。
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