菩提寺の曹洞宗 霊巌寺
10年振りに両親の墓参りと、母の二十五回忌を済ませました。
お寺は、「校歌の話」に出て来た負岩の麓にあります。
我が家の墓から見た、高池・上部地区。
家並みの左側は、子供の頃は田んぼでした。
和歌山は大変平地の少ない県です。
海際まで山がせり出し、山々を縫う様に大小の川が流れています。
山と川の僅かな平たい土地に集落が出来ます。
その狭い平たい土地の一等地は田畑になり、人は田畑と山の境に住みます。
死んだ人は、もう土地が無いので、山に上げられます。
そこで、下の写真のように、ひな壇状の墓地が出来上がります。
古座川流域の墓地は皆この形です。
年寄りには、墓参りは大変な苦労です。
古座川町は過疎の町ですが、この墓地にも過疎の波が忍び寄っています。
無縁仏になったり、土地を離れた人が墓を移したりで、かなりの墓石が
無くなっていました。
これもまた、寂しいものです。
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