大被害
4日の朝、長姉が携帯で撮った古座川です。
河口から1kmの位置。川幅150mです。
夜中に水が手前に乗り越えて、すぐ側の姉の家の玄関まで迫ったので逃げたそうです。
普段ここは川面から10m近い高さがあるんですよ。
ここより低い位置にある僕の実家(今は空家)は、床上まで泥水が来て
畳がめくれて、惨憺たる状況だそうです
付近一帯も泥だらけだと言うことです
4日のNHK午後7時のニュースでは、
「紀伊半島は山が海際までせり出していて、川の傾斜が急で、大雨が降っても
一気に海まで流れてしまうので、昔から水には強い所でした」
という意味の事を言っていました。
と~んでもない
古座川町は昔から水害の多発地帯です。
子供の頃の実家の床の間には、伊勢湾台風と室戸台風の浸水した
水跡が残っていました。
幼稚園の年少の頃だと思います。
父に背負われて、父の腰まである水の中を、本家の二階に小さかった僕だけ
逃がされました。
本家で、一人で大変心細い夜を送った記憶があります。
同じ頃、家族全員で、裏山伝いに隣の親戚の中二階に逃げた事もあります。
小学校の時は、家の前にある7段の石段の、6段目まで水が来ました。
高さの無い前の家は、床上まで浸かっていました。
その後、蛇行していた支流の河川工事などが進んで、大きな水害は無くなりました。
でも今回は、幸い死者が出てないので、全国的なニュースにはなりませんが、
室戸台風以来の大被害です。
世界柔道や、世界陸上の興奮も吹き飛んでしまいました
遠くにいるのがもどかしいです
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