愛媛県の義妹夫婦から、地元特産の「じゃこ天」が送られてきました。秋田県の佐竹知事が「貧乏くさい」と発言し、全国的にも有名になったあの「じゃこ天」です。もっともあの一件以来、愛媛県内で「じゃこ天」を製造・販売する店舗では、秋田県からの注文が急増したらしいですけどね。
はい。こんな感じでクール宅急便で送られてきたのは、八幡浜市の谷本蒲鉾店の「”じゃこ天”詰め合わせセット」です。こりゃぁしばらく楽しめますね。また酒が進んじゃうな。体重を減らさなきゃならないのにね。
今回ボクの目を惹いたのは、セットの中にあった「びり鯛」と書かれた蒲鉾(かまぼこ)のパッケージです。なんだ?「びり鯛」って?って思っていましたら、女房がこれを見て「あら~!懐かしい!」と声をあげました。「この『びり鯛かまぼこ』、小さい時によく食べてたのよ!」
女房によると、子どもの頃に食べた蒲鉾と言えば、この「びり鯛」だったのだそうです。「普通の蒲鉾とは全然違うのよ」とのこと。へぇ~鯛の蒲鉾なのかな?
クール宅急便に同封されていたパンフレットには、次のような説明書きがありました。
「びり鯛」とは愛媛県南予地方の方言で、活きの良い魚がピチピチと跳ねる様を申します。「びり鯛かまぼこ」は地元で水揚げされた旨味と風味を兼ね備えた魚(エソ)を使用して作られています。「びりびり」とした独特の食感と、魚本来の旨味や風味が感じられる蒲鉾です。
なるほどね。「びり鯛」は鯛ではないんですね。で、早速かまぼこ板から取り外して夕食時にいただきました。
見た目は普通の蒲鉾とあまり代わり映えはしませんが…
わさびと醤油を付けて一口食べたら、あらびっくり。初めての食感、初めての味。いや実に美味い。こりゃぁ究極の蒲鉾ですね。蒲鉾を超えた蒲鉾って感じ。女房も「そうそう、これこれ!この味よ!懐かしい!」と、数十年ぶりに食べた故郷の味に感激していました。
八幡浜市の谷本蒲鉾店。HPもありました。ネット注文もできるみたいですね。興味のある方は、ぜひ注文してご賞味ください。
※キングクリムゾン、一昨年、東京国際フォーラムでのラストライブに行ってきました。キングクリムゾンに反応してくれて超嬉しかったです。ありがとうございました。
谷本蒲鉾店から宣伝料が来るかな?(笑)