タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

越後長岡酒の陣

2022年09月25日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

3連休初日の9月23日(土)に、アオーレ長岡で行われた「越後長岡酒の陣」に行ってきました。

コロナ禍でこういうイベントが軒並み中止を余儀なくされていた期間が長かったので、「あぁ…ようやくこういう日常がボクらの周りに戻ってきたな」って感じで嬉しかったです。もちろんコロナが完全に収まっているわけではないので、感染対策には十分気を遣わなければなりませんけどね。

会場のアオーレ長岡には、地元長岡の酒蔵の酒樽が勢ぞろい。壮観ですなぁ。

会場内にはたくさんの飲食ブースが設置され、長岡の地酒や美味しい料理がたくさん提供されました。参加者のボクらは、事前に購入したチケットを持ってお好みのお酒や料理と交換し、舌鼓を打ちました。お酒は小さいお猪口でいただいたわけですが、いろいろな種類をチビチビといただいたら結構酔いが回りました。それぞれの蔵元の酒を飲み比べ、とても美味しかったですしね。料理も最高。長岡ならではメニューがたくさん提供されていました。こちらも美味しかった!

これはいただいたパンフレットとお土産の「特性お猪口」です。いい記念になりました。

こういうイベントがこれからもどんどん開催されるようになるといいな…と切に思いました。あぁ楽しかった!

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ロシア点描

2022年09月24日 | 読みました!見ました!

小泉悠氏の「ロシア点描~まちかどから見るプーチン帝国の素顔」(PHP)を読了しました。新聞だったか週刊誌だったかの書評を見て図書館に予約したのが数か月前のことでしたが、ようやく順番が回ってきて読むことができました。先日の人間ドックの日に検診センターに持参し、いろいろな検査の待ち時間にずっと読んでいたら、ほぼ1日で読み終えることができました。

ロシア軍の理不尽なウクライナ攻撃によって、ボクらのロシアという国やプーチンに対するにイメージは地に落ちました。住む家、町、国を離れざるをえなくなったウクライナ人の悲しみを考えると、今も胸が張り裂けるような思いです。

もちろん「ロシア政府とロシア人は別」と簡単に割り切ることはできません。しかし、国のリーダーが暴挙を犯しているからといって、その国民に対する感情までも同様に抱くのはちょっと違うんじゃないかな…とも思います。本書は、ロシアで飯を食い、奥様もロシア人である著者の小泉悠氏が、ロシアという国やその国民性や文化について、なるべく柔らかく、わかりやすく説いた本です。プーチンや今回のウクライナへの攻撃に対する直接的な記述はあまりありませんが、「ロシアという国はどういう国なのか?」について、理解を深めることができる本です。

第1章 ロシアに暮らす人々編
第2章 ロシア人の住まい編
第3章 魅惑の地下空間編
第4章 変貌する街並み編
第5章 食生活編
第6章 「大国」ロシアと国際関係編
第7章 権力編

本書はこんな感じで構成されています。「賄賂が公然とまかり通る社会」「『ルールです』と言われると破りたくなる国民性」「今も残る監視社会の痕跡」「防空壕としての地下鉄」「花屋は24時間営業」「酒は自分で作る」「正教会をめぐるロシア・ウクライナ・トルコの関係」などなど、とても興味深く読むことができました。

まぁ興味深く読みはしましたが、「とっととウクライナ攻撃を止めてくれ!」という気持ちは何ら変わりません。

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超悪玉コレステロール

2022年09月23日 | 徒然なるままに

先日、人間ドックに行ってきました。今回ボクが行った検診センターは、ドックのプログラムの中に「健康講話」みたいな時間があって、受診者が集まって専門家のお話を聞く機会がありました。そこで今まで知らなかった知識を得ましたので、今日はそれを紹介します。

ドックや健康診断の血液検査では、さまざまな数値データがボクらに提供されます。ボクの場合だと気になるのは、血圧、尿酸値、血糖値、他にはLDLコレステロールあたりですかね。いわゆる「悪玉コレステロール値」ってヤツね。

ところが今回の「健康講話」で、「悪玉コレステロール」の中には「超悪玉コレステロール」ってヤツがいて、これが通常のコレステロールよりも小さくて血管壁に侵入しやすいため、動脈硬化を引き起こしやすい…ということを教えてもらいました。まぁ手っ取り早く言うと、「LDL(悪玉)コレステロール値」が正常でも「超悪玉コレステロール値」が高いっていうケースがあり、「そういう人が危ない!」「動脈硬化のリスクが高い」というわけです。

あらイヤだ。ボクっていつも「LDLコレステロール値」が境界ギリギリの数値なんですよ。ボクの場合「超悪玉コレステロール値は」はどうなんだろ?って、にわかに心配になってきました。

そうしたらなんと、今回の人間ドックは新潟県労働衛生医学協会の創立60周年記念で、2860円のオプション検査「超悪玉コレステロール検査」が無料とのこと。今回のドックでは受診者全員に検査結果が出るというのです。あらまぁこりゃぁ興味があること。ボクの「超悪玉」は一体どんなんでしょ?

ドックの詳細な結果は2週間後に送られてくるわけですが、当日午後の医師との面談の中で、血液検査等の結果を提示していただきました。で、ボクの結果なんですが、「LDL(悪玉)コレステロール値」はギリギリの「A判定」だったものの、「超悪玉コレステロール検査」の結果は見事な「C判定」。ビンゴ!でした。ボクは典型的な「隠れ悪玉コレステロール所有者」、「超悪玉コレステロールのコレクター」であることがわかりました。なんてこった!

若いドックの医師(しかも美人)から「これからはLDLの結果だけで安心しないでくださいね」と釘をさされ、その後で栄養士さんから具体的な栄養指導もしていただきました。まぁ面倒くさいけど背に腹は変えられません。毎日少しずつ気をつけていこうと思います。

とりあえず、「コンビニのおにぎりで昼食を済ませるときは、サラダも一緒に購入する」「食事は炭水化物よりも野菜を先に食べる」ことを実践することを決意いたしました。

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秋の木の実がもうすぐ…

2022年09月22日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

9月なのに猛暑が続いたり、急に寒くなったり、不安定な天候が続いています。天気予報ではまたこれから暑くなるのだとか?長袖や上着を着たり、また半袖に戻ったり、体調を崩さないように気をつけなければと思っています。

まぁそう言いながらも9月も終盤ですので、田んぼの稲刈りは進み、スパーにも美味しそうな秋の果物が並び始めています。これから「味覚の秋」として、食べ物が美味しい季節になりますね。わが家の庭の樹木も、いろいろな実が収穫期を待っています。

まずは栗の実。今年もまぁまぁって感じですかね。栗ご飯にして食べるのが楽しみです。

これはオニグルミ。これから落果したヤツを拾って洗う作業が汚くて大変なんですけど、まぁ毎年のことなので今年もやろうと思っています。だけど去年のクルミがまだ結構残っているので、収穫する量は考えないとね。クルミは実を割ったりほじったりするのも面倒くさいので、無駄な時間と労力はできるだけ使わないようにしたいと思います。

これ、キウイです。もう20年も前にもらった苗を植えたのが、蔓を伸ばして巨大化しています。ボクが作ったパイプ棚を遙かに越え、近くのヒマラヤシダの幹と枝に絡みついているんですよ。実もたくさんなっているのですが、「高くて収穫はとても無理」ってものもたくさんです。まぁ今年も、手が届く範囲での収穫になりますね。

これは竹林の脇にある山椒の実です。だいぶ色づいてきました。これが真っ赤になって種が弾けてきたら収穫期です。これも去年の秋に収穫したものがまだペッパーミルの容器にけっこう残っているので、収穫量を考えなきゃな…と思っています。

秋はなかなか忙しいですね。まぁ無理せずに今年もボチボチやろうと思っています。

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僕にできないこと。僕にしかできないこと。

2022年09月21日 | 読みました!見ました!

春山満さんの「僕にできないこと。僕にしかできないこと。」を読了しました。この本が出版されたのは2000年ですから、今から22年も前のことになります。先日、中央図書館に借りていた本を返却に行ったらなにげなく目に入り、ペラペラってページを繰って読み始めたら夢中になってしまってそのまま借りてきたという、まさに「図書館で偶然であった本」です。出版元は幻冬舎です。

著者の春山満さんは表紙の写真からもわかるように、筋ジストロフィーを発症し車椅子生活を送りながら介護ビジネスの世界で生きた人です。

昭和29年2月13日生まれ。24歳で進行性筋ジストロフィーを発症し、のち首から下の運動機能を失いました。昭和63年福祉のデパート「ハンディ・コープ」を開業。平成3年にハンディネットワーク・インターナショナル(HNI)を設立して介護・医療のオリジナル商品を開発・販売します。15年にアメリカのビジネスウィーク誌の「アジアの星 25人」に選ばれるなど注目され、17年には高齢者住宅運営会社のオリックス・リビングを設立。国家基本問題研究所評議員、ハワイシニアライフ協会名誉理事をつとめました。平成26年2月23日死去。60歳。兵庫県出身。

春山さんのプロフィールはこんな感じです。ボク自身は10年以上前にテレビ番組で彼の姿を見た記憶が微かにありますが、著書を読むのはもちろん、春山さんの人となりを知る機会は初めてのことでした。

まぁ、一言で言うなら「読んで勇気と元気が湧く本」です。首から下がまったく動かない車椅子の社長が、福祉・介護ビジネスの第一線を走り続けます。妻と二人三脚で、絶望のどん底から立ち上がった感動の物語です。「もうおしまいと思ったところから、生きる道は必ず開ける」「失くしたものを勘定する必要はない」など、座右の銘にしたいような言葉もたくさんあります。人間の無限の可能性を問う、生きる勇気が湧く本です。ボクも読みながら、「自分もまだまだ頑張らなきゃな」と何度も思いました。

もう20年以上も前に書かれた本ですが、内容がちっとも古くないのです。特に介護福祉に関する春山さんの先見性はすばらしく、「そうそう、これから世の中は春山さんの考えていたとおりの方向に進みますよ」と思った場面もたくさんありました。

残念ながら著者の春山満さんは、8年前の平成26年に既にお亡くなりになっています。しかし、彼の生き様と世間に残した業績は、いつまでも色褪せることはないのだろうなと思います。彼の著書はもう何冊かあるみたいなので、読んでみたいなと思いました。

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