Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

曼殊院門跡

2013年11月17日 | 日記
曼殊院門跡(Kyoto)


「紅葉を 七分にとどめ 曼殊院」(柳子)



猛暑から秋をとおりこしていきなり冬になりそうな気配もあって、たまらずに洛北の紅葉の名所、最澄ゆかりの曼殊院門跡を尋ねた。
動画のように紅葉は七分といったところ。大勢の観光客も入っていたが、「来週がピークかしら」との会話がそこかしこに。
タイミングよく若い僧侶が小堀遠州好みの枯山水の砂紋を汗だくで修復されていた。
動画を撮っていることに気がつかれ、その木製のレーキ(砂をならす道具)をこちらにもってこられ持ってみるように勧められた。
両手でやっと持てるほどのずしりとした重さであった。


「一枚の もみじ動いて 砂紋かな」(柳子)