Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

I (May storm)

2013年04月06日 | 日記
I


3月末、休日を利用した小旅行の行程の中に三重県伊賀市の伊賀上野城の散策があった。この地は『行春や 鳥啼き魚の 目は泪』の句で有名な松尾芭蕉の出生の地でもある。 おりしも城内の桜も満開で晴れ渡る空の色とのコントラストもあざやかで携帯での撮影となった次第。

いつもより早く満開となった関西の桜も新入生の入学式までなんとか頑張ってくれて式典に花を添えてくれた。
四月五日は二十四節季で「清明」となり、南東風が吹く春のよい季節。草木の芽がでる時期とされているが、あいにく低気圧が急速に発達して、「春の嵐」「メイストーム」と呼ばれる台風並みの暴風の天気概況も出た。おそらくこの風が今春の桜のフィナーレを飾ってくれる役目を果たすであろう。こんなこともあり今春の桜に感謝を込めて、この伊賀の上野の春をアップすることにし皆さんにもご照覧いただきたい。




『咲き揺れて 伊賀の上野の 古城かな』(柳子)



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2 コメント

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Unknown (Carter)
2013-04-06 13:47:22
わかりました
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忍者屋敷も (yanasun)
2013-04-06 21:49:16
一説によると芭蕉は忍者として偵察に旅立ち、それが『おくの細道』につながっているとされています。母方の性は忍者の名前によく出てくる『百地』となっており合点もいくというものです。ともかく今回で自身、甲賀と伊賀の二つの派の忍者屋敷を見たことになります。
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