


新米の鶯が向かいの家の庭に今年初めて訪れてくれた。その囀りは決して上手とは言えないが春を運んでくれたことに相違はない。
デジカメでの集音につき今回はボリュームを上げて聞いて欲しい。
この初啼きで暖かい一日がスタートしたが夕方には雨と北風に変わっていき三寒四温が一日のうちをめぐる日となった。
どこで啼いているのか出勤時間を気にしつつ、音の所在をカメラで追ったが彼女を捉えた時はとなり家の庭にあっというまに飛んでいってしまった。「私の歌だけ聴けはよいのよ」というがごとく。ともかく、彼女をカメラに捉えた瞬間を見逃さないで貰いたい。
『やっと来て コートのままの 春告げ鳥』(柳子)



彼女らは此れからしっかりと練習を重ね、桜の咲くころ聞き惚れるほどうまくなる。