１０年ぶりのヌードデッサン

久しぶりにヌードデッサン会に出かけました。
行こう行こうと思いながら、丸１０年の月日が流れていました。
Ｗあやのさん方と、同行しました。
漫画家の若松あやのさんがヌードデッサン会に月に何度も行ってらっしゃると言うことで、お話をうかがっていたらものすごく行きたくなってきて
あーのたんと志願したのです。
いやー、これホントに気持ちよかった・・・
デッサンって、哲学ですね・・・
わたしは、一番最初に引っ張る線を過剰に信じていることがわかった。
わたし、消したりしないもの。
最初に引いた一番気持ちのいい線から始まって一番どうでもいい部分で
終わる。だから、いろんな部分が繋がらないわけなんだ・・・
どうりで脱臼した人たちが大量に生まれるわけだ・・・
１２年分の謎が解けた。
もうこれは、あれ？気が付くとお財布にお金がナイとか、苺のケーキどこから食べる？とかそんな世界なのねーって描きながらどんどん一人の
世界に入って行った。ここに来る前から、いろんな現場でのヌードデッサン会の笑い話を聞いたり（にゃ男、乙女狩り男子エックス飛び、イナバウアーなど）思い出したりしていたので、あの特殊な雰囲気に慣れるかな、
だいじょぶかなと思っていたのですが、そんな心配する間もなく３時間描き続けて、ものすごい達成感と心地よい徒労感に包まれて、海で一泳ぎした後のようなすがすがしさが残った。その後、メゾンカイザーで、潰れた原型を止めていないクロワッサン（超おいちーから好きなのです！）を食べながらずーーーっと３人でおしゃべりしてて楽しかった。何を話したかは内緒！
悪夢から目から鱗まで・・・
若松さんもあや野ちゃんも本当に純粋で素敵だ。
その人の感受性によって世の中はまったく変わる！



昨日は、屏風絵をミヅマに搬入して、三潴さんとお話してきた。

来年１月、台北でグループ展です。
１／１２オープニングです。