やけに静かだなー何がだろ、と思ったら、
それは、わたしの心の中なのだった。
我が家にやっとお正月が来ました。
昨日、明け方寝る前に急に無性に魚に会いたくなって、
急遽、築地に連れて行ってもらったのだけど、
お店閉まってた!
でもお寿司食べて帰ってきました。
まるまる2日刺繍三昧。
配色まで指示されると、もうやる気なくしますね・・・
昨日までは、自分の飽きっぽさを呪ってたけど、
どうやら、これは色、形を好きなものに出来ない課題のせいじゃないか
と気が付いた。だって、今日はちゃんと、12時間刺し続けていたから。
本当は、こういうのやりたいのーーーって、
半襟の両側全然違うテイストに・・・笑
ナギさんが送ってくださった坂田籐十郎の八重垣姫のDVDを見ながら
刺す刺す刺す・・・
人形振り・・・第一印象、テクノっぽい!すごい!って思ったのだけど、
細かくよく見ると、黒目・・・動いてない!凄すぎる!
歌舞伎のお話って、お姫様は、心配し過ぎて、狐の神通力を授かるとか、
男を好きすぎて怨んで蛇になるとか、
もう行き着くとこまでイッテるとこが痛快。胸がすく。
結果、何かに化けてるその何かがあるって、
実はすっごく楽なんじゃないだろうかって思った。
わからないのがいちばんつらいでしょー。
それから、イソップ童話的なキッチュでポップな小道具、大道具も大好き。
橋の上から写った自分を見たら狐が映る・・・
その時水面色の小窓が開いて狐の顔絵が出てくるんです。
動物系はやたらもたもたしてて存在感ありすぎますし、クスっと
せずには居られません!
もっと観たいです!今月の道成寺も観た過ぎるのか、
この間、絵描いてた時、どうしても首を長ーく描きたくて描きたくて。
後で、気が付いたらこれ清姫ですねー!
あ~・・・わたし、そんなに観たいのね的な。笑
歌舞伎配色にはいつも唸ってます。
この半襟も予定よりもカラフルになりました。