真珠子学園

真珠子主催の活動公式公開日記。
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みぞかふぇ物語、ありがとう。

2011-11-11 00:41:09 | 個展

 

 

ある14歳の1人の少女のために作ろうと思ったお店、それが”みぞかふぇ”でした。

それが、こんなに皆様に可愛がられるお店になろうとは!!!!感謝。

彼女との約束を果たすべく、10月11日~11月7日まで天草に滞在し、制作しました。

去年、彼女が「天草でコスプレしたい友達がいないし、できる場所もない。」と言うのを聞いた時、

衝撃を受けました。気がつくと、「私が作ってあげるよ!!!!!」叫んでいました・・・。

彼女の姿は、12年前、美術作家になりたいと思い、天草から出た時の私の姿と重なりました。

もともと、なぜ出て行ったのにまた天草で創作することになったかというと

2008年、アーティスト イン レジデンスのシステムで、招聘作家として呼ばれたのがきっかけでした。

それで、私は、天草には、こんなに恵まれた資材と、人材があることに気がついたのです。

青白く美しい天草陶石は、世界に輸出されており、

江戸時代には平賀源内も大絶賛していたなんて知らなかった!

そして、丸尾焼の方々から繋がって見えてきた才能溢れる素敵な人々・・・。

2008年、秋。私は、”海母”を作りました。

約3週間で1000子の泡の子どもたちを作って、母体にくっつけました。

今年は、竹のお家が出来ました。

 

それから毎年毎年、どうやってこの海母を展示しようか楽しみになっていきました。

海母、年に一回しか会えないし、大きくて重いのを作ったので、

今度は、手のひらサイズの物を作りたいなと思っていました。

 

そして今年は、海母の泡の子が、かぐや姫になって生まれました。みぞか招き人形です。

この人形は2年前から、シリコンとFRPで型を制作し、陶石粘土との相性はどうかずっと様子をみたり、

陶芸家に相談したりしていました。

案の定、シリコンにべったりくっつきましたが、完全に同じものを複製することに興味がないし、

微妙に違うのが気に入りました。

(細かい製作過程は、こちらご覧ください!

今回は、①丸尾の粘土で、下絵したものと、②それに化粧して描き落としたもの、

それから、③白磁粘土で、上絵するものをいずれも酸化で焼く工程で創作し、

全てを同時進行してて、

全部で湯のみが14個、お人形が19個、ぼたんが、40個、お皿が3枚出来ました。

(スライドショー、写真拡大や、移り変わり速度も変えられます。

 

 

そして、やっぱり自分の作った器で飲んでみたいと常々思っていて、そこで、「あ?で?コスプレ?」とかけて、

今年は ”メイド喫茶 みぞかふぇ” にしよう!となったわけです!!

みぞかふぇは、みぞか(天草弁でかわいいという意味です。)ちゃんがいる、カフェということです!

 

私も自分の描いたキャラのコスプレしました!(あああ、そういうことだ!)

 

私、竹笹の中で、お茶をゆっくり飲みたかったの~~~~

皆様にも飲んで欲しかったの~~~~~~!!!!!!

母に言わせると、「天草の人たちは、竹藪なんて慣れてるから、部屋を笹だらけにして喜ぶかな?」って

ことでしたが?!!

みぞかふぇ、みなさんにみぞがられて本当に嬉しかったです!!!

丸尾焼の方々、文化交流館の方々、

技術面でとってもいろいろ親切に教えてくださって本当に助かりました!

すぐ割れたり、粘土が堅くて扱いが難しかったり、乾くとすぐひびが入ったり・・・

陶石の難しさを知りました。

同級生の陶芸家、助ちゃんにも教えてもらった!

その作業の間、カフェ会場設営をやってくれてた父と叔父、

それから、千葉でみぞかちゃん制服を、縫ってくれた義父とサポートして下さった義母、

パターンをひいてくれて、みぞかちゃん制服を3D化してくださった岡崎イクコさんに感謝!

そして、その布をプリントしてくれて1ヶ月の間、遠くで創作に専念させてくれた夫、

制作現場までの送り迎えや、お客様の足になってくれた父母

(今回、なぜかお母さんととっても仲良しになった。宿の朝ご飯もありがとう。

お父さんがなぜあんなに子どもに好かれるのか謎だった。スケジューリングして、総合表作ってくれてサンキュー!

動きやすかった!)、

女子用のピンクのふとんを1日で5枚も縫い上げてくれたおばあちゃん、宿を安く提供してくれたおじいちゃん、

ペーロンを貸してくださった苓北町ペーロン協会の皆様、それを交渉してくださった福島さん

(去年も緋扇貝をもらったり、大変お世話になりました!)苓北町商工会の皆様、

そのペーロンの記録写真を飾らせてくださった猪口さま、

風邪引いた時にプロポリス飴を届けてくれて、気功やってくださって、

ジャンクヤードに廃材を探しに一緒に行ってくれたり、玄米団子をいつも食べさせてくださって、

みぞかふぇ場内に、コンポを貸してくれて、ハードロックを教えてくれた岩崎さん、

1ヶ月の間、代わりにゴールデン街ソワレの日曜ママをしてくださった、まきさん

現場に様子を見にきてくださった方々、東京など遠くから天草に来てくださった方々、

その方々の秋宵まつりとかパワースポットとか、夕日ツアーしてくださったり、

観光案内、その他ケアをしてくださった長島さん、とご家族の方々

それから、メイドさんをやってくださった女子の皆様、 あいなちゃん、(あいなママも裏方ありがとう!!)

きーちゃん、はるかさん、しょうこさん、

こりそさん(ミニみぞかちゃん達もうれしかった!)、

エリナさん(お忙しいところ、生チョコ作ってくださってありがとう!大好評!めっちゃおいしかったーーー!)

ユイさん(熊本市内から車で通ってくださってありがとう!涙)、

執事さまを演じてくださったガラシャさん!(紅一点、じゃない、黒一点?wかっこよかったー!)、

そして、メイドさん探しに奔走してくださった、クマちゃん(高校生に向けた募集のあの文章泣いた!)、

ばってんの松田さま(あいのちゃんに会いた~い!)、原田さん!(最終日、とても助かりました!)、

何度もお電話くれたゆかりちゃん!

それから、みぞかふぇに遊びに来てくださった皆様!!!!

何度も何度も何度も来てくださった皆様!

フェイスブックで、天草弁で「いらっしゃいませ★ご主人様」を何と言うか

議論してくださった皆様!(「うも~な~れ★」が生まれて嬉しかったです!!

これぜひ流行語大賞にしてください!)

みぞかふぇハッシュタグも嬉しかった!

#みぞかふぇ ←ここ~!!!

いつも遠くからも声援を送ってくださった皆様!!!

そしてそして、今年も私を呼んでくださった、天草市商工観光課の皆様!

本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです!!!

皆さんとの出会いは、”当たり前”じゃない。

本当に、本当に信じられない奇跡でした。

 

ありがとう!

 

みなさんにもらった奇跡でまた奇跡が起こせますように・・・・

これからも楽しみにしててくださいね!!!

 

感謝。

 

みぞかふぇ閉店間近動画。

http://www.twitvid.com/WNSLC

 

 

真珠子より

 

天草風景編フォトアルバムにも感謝がいっぱいです。

 

 

 

 

 

 

天草市商工観光課 河野さま撮影

 

 

 

 

 

コメント
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