2008年晩夏、私は熊本・天草で大がかりなプロジェクトに取り組んでいた。
3週間、窯元に滞在して幅1m奥行き50cmほどの陶芸作品を制作していた。
お世話になったのは、丸尾焼の皆様。私が生まれ育った地元なんだけど、
こんなに凄い人たちがここにいたなんて、住んでいた当時は全然知らず、ここに来た時は、
里帰りの心境とはほど遠い、地元なんだけど、まったく知らなかった新しい人々、
場所に辿り着いた心境だった。
この時期出会ってとても影響をうけた本も一緒に当時を振り返りながらシミルボンでご紹介させてもらいました。
現在、丸尾焼さんは震災の影響少なく通年通り毎年恒例のゴールデンウィーク企画の”窯出し”中です!
ご紹介するのは、「武」を取るか「数寄」を取るかで悩み抜きながら乱世を生き抜いた
古田織部の笑いあり涙ありの疾走ぶりに冒頭からずっと拍手を送り続けることになる傑作の漫画「へうげもの」です。
https://shimirubon.jp/reviews/4320
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