打倒!低周波音被害~まけないぞぉ~

振動公害から低周波音被害へ!世間の理解と拷問の日々からの救済を求め愛猫と彷徨う日々の記録

低周波音問題-問答編

2008-02-02 | 低周波音被害
低周波音について話すとき、どうしても引っかかってしまう【参照値】。
低周波音被害者の真偽を問うためには?というメールをいただきました。発信者に許可をいただいていないので載せられませんが、私の返信は下記になります。私は低周波音の測定法自体に少々異論を持っています。がその前に。
【参照値】策定に関わった山田先生は、東京新聞の取材に応えて「音源を止めても、苦情が無くならない人を識別したかった。」とし、精神的な症例の除外が目的だったと説明。とあります。
嘘吐きは誰だ!です。本物探しではないですね。人を見たら泥棒と思え!です。話も聞かないで。
私は、15年も前に人体に有害とした判例の《短時間受忍限度値》を策定した面々でなぜそれよりもはるかに高い数値の【参照値】を設定したか?まして2秒で有害とした《短時間受忍限度値》をはるかに超えて、規制のできない【参照値】とし、放置するのはなぜか?悪いと承知して放置する。【参照値】はそのための道具になっている。これは明らかに被害者切捨ての“免罪符”に他ならない。現に私の家では【参照値】では心身に影響有とする25Hz70dbをはるかに超えた25Hz80dbを行政が承知していて“放置”です。その理由は【参照値】はあくまで【参照値】であり、【規制値】ではないから!つまり心身に悪影響を承知で“放置”です。70dbと80dbの差はたかが10dbではなく《10db差は10倍》です。薬も毒になるくらいの差です。それを放置して“切捨て”といわず、【参照値】を“免罪符”といわずなんというのでしょう。それを山田先生に聞きたいですね。できれば誰か、取り次いでください。

前置きが長くなりました。以下私の返信メールです(一部略)
    ≫ ≫ ≫
世の中の事すべてに裏と表があります。裏と表どころかSF以上にパラッドックスな世界です。低周波音問題も同じです。真性被害者と偽装被害者が出てくるでしょう。それの判断には測定すればいいことです。ただ、今行政や被害者が行なっている測定方法では問題があるのです。SLOWはもちろんL-5やL-10の数値ではダメなのです。
1/f揺らぎの音のように自然音は不規則です。低周波音域で高い数値を示す風でさえmini-20dbアンダーからMax-70dbオーバーまでをランダムに含みます。他のHz毎のdbもそうです。
私の家では25Hzがピークです。周辺に家や道路があるのでmini-20dbアンダーは難しいですが、工場が動いていないときはmini-30dbアンダーを示します。しかし工場が動き出すとmini-60dbオーバーです。Maxでないのがミソです。
25Hz40dbで苦情を訴える人がいたとします。通常のSLOW測定では、市街地では完全に生活騒音にまぎれます。しかし、苦情有無それぞれ、FASTで1分Max-miniを計ってください。おそらくMaxは大した差がないと思います。しかしminiは数値が上がるはずです。
機材をお借りし、私が実感した結果です。

人工的な発生源は不自然に、低周波音を発生し続けます。たとえ測定中の1分の間に車が通っても1分間同じレベルで低周波音を発生し続けることはありません。何度か測定すれば済むことです。何度測定しても発生し続ける低周波音に、問題があるのです。同じ低周波音でも風や雷では被害者は出ないでしょう?高圧線や風車の風きり音が問題になるのは、長時間一定であり続けるからでしょう。
古代ローマの拷問に水滴の刑があったそうです。囚人を動けないように固定し、小さな水滴を一箇所に落とし続ける。最初は馬鹿にして笑っていた囚人が、命乞いをして水滴を止めてくれと懇願する。それはどんな悪人でも、コロシアムの戦士でも同じ。
音はたかが空気振動です。どこでもあり、誰でも意に介さないものです。ただそれが、一度人工的動力を与えられ止む事がなくなったとき、古代ローマの水滴による拷問と同じになるのです。止まない空気振動が辛いのです。

おそらく、被害が認知・周知されておらず、知らず知らず被害にあい生活が崩壊していく被害者が居り、たとえ低周波音と知っていても周囲の理解を得られず、被害者が声を上げられないことが一番の問題で、そのあげられない声を聞くことが、低周波音問題の深淵の淵を垣間見ることにつながるのでしょう。
議論を深めるきっかけを作っていただけるとありがたいです。それがこの問題の周知につながり、解決にもつながるかも知れません。
メールは言葉足りなく、少しでも伝わるといいと思います。≫≫≫

Max-miniの測定法は私が勝手に試行しました。計器をお持ちの方、時間があったら是非試してください。


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