メトホルミンに長寿作用はあるのか？

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　昨日の沖縄地方は、曇り空から時折、日差しが出て、春を通り越して夏のようでした。そんな中、県はボクシングの世界チャンピオン、比嘉選手と師匠である具志堅会長へ県民栄誉賞を授与すると発表しました。良かったですね。県出身のチャンピオンは久しぶりですからね。四月には三度目の防衛戦が決まりました。是非KOで勝ってほしいですね。では、本題へ。

 

 

 

 

　長寿研究では、個別の病気に対する予防ではなく、体全体の老化現象に対する予防的アプローチも取り扱います。

 

 

 

 

　これまでに様々な薬物が研究されています。

 

 

　最近になって有力と考えられているものには、メトホルミンという薬も入っています。

 

 

 

 

　この薬は昔からあるもので、糖尿病に対する有名な薬でもあります。

 

 

　実は、メトホルミンの作用は分子レベルで見るとカロリー制限に近い作用を持っています。

 

 

 

 

　この薬を服用している患者群の平均寿命が長い事は様々な臨床研究で示されています。

 

 

　またその群では、がんによる死亡のリスクも低下していました。

 

 

 

 

　メトホルミン以外の薬剤で有力だったものにラパマイシンというのがあります。

 

 

　これはもともと免疫抑制剤ですがメトホルミンの作用に近い分子レベルの寿命延長作用があります。

 

 

　しかしながらこの薬は、もともと免疫抑制剤でもあり様々な副作用から臨床での使用はかなり制限されています。

 

 

 

南城市にあるパワースポット

 

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