手足や顔面の麻痺や言語障害が突然に起こるのがその症状です。
脳血管疾患のうち、脳梗塞の発症後超急性期(発症時間から四時間三十分以内)で条件を満たせば、原因となった血栓を溶かす治療(血栓溶解療法)を点滴で行うことができる場合があります。
この治療によって、ほとんど麻痺を残さずにすむ可能性もありますので、症状が出たらすぐに救急車を呼び受診してください。
脳梗塞の超急性期治療は時間との戦いです。
血栓を早めに溶かすことによって、脳細胞をよみがえらせることができることがあるのです。
末梢の静脈から「血栓を溶かす薬」であるt-PA(組織プラスミノゲン・アクチベーター)を注射するだけです。
血管内療法が可能な施設であれば、発症六時間以内に動脈カテーテルによる血栓回収療法を行うこともあります。
その他の治療としては、血栓ができにくくする治療(抗凝固療法)や、頸動脈が明らかに狭くなっている場合には血管内手術をすることもあります。
血栓の原因となる血小板凝集を抑制する、アスピリンや類似薬を使用することも多くなっています。
運動麻痺や歩行障害などがある場合には、薬物療法に加えリハビリが行われます。
そのほか重症度にあわせてさまざまな治療が行われます。
大里城跡公園からホームタウンの南城市佐敷方面です
今回はここまでです、テニスのウィンブルドンは錦織選手はストレート勝ちではないものの三回戦に進んでます、このまま勝ち進んでほしいですね、今日から七月ですが沖縄ではすでに連日の34度越えだそうです、とにかく水分補給は忘れずにお願いします、では次回に。
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