皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。SMAP×SMAPとうとう終わりましたね。一時代を築いたものが終わるというのは寂しいですね。まあ引退するわけではないので、どこかで観られるでしょう。みられるといえば、見えるのに見えない、PM2.5です。小さすぎて見えませんが、この時期、沖縄はそれに覆われます。何か喉がイガイガします。迷惑ですよね。では日野原先生のお話です。
徳田:今回は痛みについてお願いします。
痛みの中でも、骨折は痛いですよね。
自分も何年か前に交通事故で右の肋骨を2本折りましたが、かなり痛かったです。
日野原:私も数年前に風邪をこじらせ、激しく咳込んだ衝撃で背骨の第11胸椎を圧迫骨折しました。
圧迫骨折はよくあるので、経験のある方も多いと思います。
圧迫骨折は想像以上にたいへん痛いものでした。
圧迫骨折とは、加齢によって骨密度が下がりもろくなった椎体に、衝撃が加わることで椎体がつぶれることです。
私が咳き込んだ衝撃で椎体もつぶれたようです。
徳田:咳骨折ですね。
咳で骨折が起きるときには、多発性骨髄腫などによる病的骨折を考えますが、よほど激しい咳でしたら、加齢による骨密度低下でも骨折することがあると思います。
激しい咳では、迷走神経が刺激されて失神する咳失神もありますよね。
交通事故にも風邪にも気を付けたいですね。
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