八咫烏神社 ときどき社務の備忘録

旧大和國宇陀郡伊那佐村鎮座・八咫烏神社から発信。
のんびり更新です。最新情報はSNSをご覧ください。

今後とも、よろしくお願いします。

2006年06月25日 | お祭り
今日は、六月の大祓のおまつりと
僕の宮司拝命奉告祭を斉行しました。

大祓とは、なにか?
についての解説は、今回はあえて見送ります。

ただ、恒例の重要な行事であるということは述べさせていただきます。
そのうえで
奉告祭もあわせて行うことは
しかるべき立場の方や本来の意義からして
「厳密にいうと、どうか」という意見もあるかもしれないのですが
氏子さんたちや僕のつごう云々よりも
この大和の宇陀の神さまたちは、その点
とてもおおらかなのだ、と勝手ながら解釈している次第です。
(でも、お祭りの前に「神直日大直日に見直し聞き直し」申し上げました)

さて、おまつりの方ですが
今回は、僕の「晴れの日」ということで(天気、雨でしたけど・・・)
はるばる群馬から、我が母と兄にも参列してもらいました。
僕の実家は、近くのお寺さんにたいへん懇意にしていただいており
そのためか、どちらかというと神道とは縁遠く
神道のおまつりについて、まったく知らないので
母も兄もとても興味深く、どきどきしながら見守っていたようです。

今回は、土地の氏子の方々へのお披露目の意味もあったので
いつもよりたくさんのご参列をいただきました。
皆さんから口々に「おめでとうございます」と
おっしゃっていただいて
当の本人はといえば、「あ、そうだった!宮司だ、オレ」
ということにあらためて認識してしまい
内心「オイオイ・・・」とひとりツッコミを入れつつ
迫りくる重責に武者ぶるいと、いいようのない有り難さを噛み締めました。

今日の出来事で、いいたいことはたくさんありすぎて
長くなりすぎそうなので
またまた、例によって、後日あらためて小出ししていきたいと思います。
それで、今回どうしてもいいたいことは・・・
各大字の役員さん、氏子総代さん他、本日ご参列いただいた皆さん
また、わざわざ遠くから来てくれた母よ兄よ、
そしてヨメさん、お義母さん、お義姉さん、じゃじゃ馬Kちゃん
今日は本当にありがとうございました。

歴史あるこの神社の名に恥じぬ神主になれるよう、がんばります。
どうか、今後ともよろしくおねがいいたします。

・・・と、いうことなんです。

がんばれ、日本!

2006年06月20日 | つれづれ
サッカーのワールドカップが気になります。

僕の場合、サッカーは子供の頃に挫折したスポーツ
(ヘディングがどうしても上手く出来ず
 いわゆる「鼻ディング」で鼻血ブー状態)
なので、どちらかというと苦手意識が強く
テレビでも、あんまり見ないのですが、この時ばかりは別です。

ましてや、どんな縁でか
八咫烏神社の神職になった日には、気にしないわけにはいきません。
先週も先々週も、普段は訪れることの少ない参拝者が
入れ替わり立ち代わり、たくさん来られました。

なかには「阿波のほうから来た」という
青装束に身を包み気合い入りまくりの方もいらっしゃいました。
皆さん、「八咫烏」にあやかって
思い思いに必勝祈願をなさっているようです。

そこで、僕もなんか出来ることしてみよう!
と思うのだけれど、うーん、なにが出来るだろう。
あ、お祈りすること、出来ますね。
それと、神域のおそうじ、がんばります。
それとそれと、にわかサッカーファンですけど、言わせてください。

がんばれ、日本!

夢も希望もある。

2006年06月11日 | つれづれ
ずっと前のはなし、
いや、ちょっと前までのはなしだろうか。
「何でも自分でやってやる」と思っていた。

また「何でも自分で出来る」と信じていた、頑なに。

でも、ここ数年の間に、まあ、いろいろとありまして
考えをあらためて、反省をして
そういう考えを変えていこうと思い、現在に至っています。

「ひととひと」のかかわりあいは大事です。
というか、いいもんですよ。
どんどん自分の世界がひろがるし、ふかまります。

適切な表現を得ませんが・・・。
最近、僕は目からウロコなのです。

いろいろなことに気づいていけることが
「歳をとる」ということなら、これはたいへんスバラシイ!

ビバ!30代!! 夢も希望もあるぜ!

・・・などとイキッていることの具体的な事項は
また、追々あきらかにしていくことにします。

きびしく、たのしく。

2006年06月04日 | 奉務メモ
今週は特別な出来事がひとつありました。

先日、神社庁より6月1日付けをもって
八咫烏神社および兼務3社の宮司を拝命する
免状をいただいてきた、ということです。

今さらながら、その責任の重さをひしひしと感じています。
でも、なるべく重々しくならないように
どちらかというとポップな感じに
でも厳しく、できるだけたのしく奉務できたらと考えています。

とはいうものの
僕は普段は会社員、休日は神主の「週刊ねぎ(禰宜)生活」者です。
じつは全国に存在する神社のうち
その多くが僕のように兼職の神主さんたちなのです。

これから、そういう関係のお話が少しずつでも出来ればなあ
と思っています。