八咫烏神社 ときどき社務の備忘録

旧大和國宇陀郡伊那佐村鎮座・八咫烏神社から発信。
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本年4月より毎月の朔日(1日)に月次祭を斎行いたします。

2020年03月29日 | お祭り
本年4月より毎月の朔日(1日)に月次祭を斎行いたします。
皆様、ご自由にお参りくださいませ。

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…とだけ云いっぱなしにしますと「今までしていなかったの?」と誤解されそうなので、もう少し丁寧に説明しますと、月次祭はこれまでも執り行っておりました。
が、広報はしていませんでした。
なぜかといえば、平日は会社員としての勤めがあり、月次祭は出社前のわずかな時間に、手短に、簡略に行うしかなく、場合によっては遥拝に替えることもあり…と徹底できない現状があったからです。
そこで、本年度から毎月朔日(1日)の会社勤めを「休日」にしました。
(なんか「働き方改革」っぽいですが、たぶんちょっと違う…)
というわけで、ここに「毎月朔日(1日)の午前9時より月次祭を斎行する(但し1月と11月以外)」ことを高らかに広報させていただきます。
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来る4月1日は、月次祭に併せて崇敬者様の月次御祈祷、そして「新型コロナウイルス感染症流行鎮静祈願祭」を執り行う予定です。

5月からは、玉串奉奠の希望者様がいらっしゃいましたら玉串を準備します。
また、演奏・演舞(武)などの奉納も受付いたします。
月次祭の一週間前までにメールにてお問い合わせくださいませ。
info@yatagarasujinja.net








御田祭と幟旗と「神武東遷」。

2020年03月23日 | お祭り
来る3月29日(日)、午後3時から御田(おんだ)祭を執り行います。
当社の御田祭は、祈年祭や御田植祭と同義と位置付けており、今年の五穀豊穣を祈り農業をはじめとする全ての産業の繁栄を祈願するお祭りです。
これに併せて「新型コロナウイルス感染症流行鎮静祈願祭」も斎行いたします。
なにかと健康に留意しなければならない昨今ですので「たくさんの皆様にお参りいただきたい」とは申し上げにくいのですが、よろしければお参りにお越しくださいませ。



なお、この度当社は幟(のぼり)旗を作成いたしましたので、来る3月29日(日)の御田祭に御披露目いたします(写真左)。
ご祭神は「お導きの神様」ですが「勝運」とも相性が良いとされることから「勝色」で染め抜いていただいております。
「勝色」とは日本に古くからある紺色の一種で、特に鎌倉時代の武士に愛好された色であるとのこと。
今後お祭りのたびに神社周辺ではためく幟旗にもご注目ください。
また、幟旗つながりで、もう一点。
先日、文化庁の日本遺産にて「神武東遷」で登録を目指す団体様から綺麗な幟旗(写真右)が1本届きました。
「神武東遷」とは、古事記・日本書紀における初代天皇・神武天皇が、より良い国づくりの舞台を求めて、故郷の九州・日向から大和まで、あらゆる艱難辛苦を乗り越えながら旅をする一大スペクタクル叙事詩です。
この日本遺産への申請には、神武天皇の出立地である宮崎市、終着地である橿原市、そして我が宇陀市を含む途上の22市町村が賛同し協力しています。
日本遺産の登録は今年5月に結果発表があるとのことですので、当社も「神武東遷」ルートにかかわる地におりますし、その重要な働きをした神様を祀る神社ですので、殊更に期待をしているところです。
この「神武東遷」の幟旗も3月29日(日)の御田祭の時に境内に掲示いたします。