八咫烏神社 ときどき社務の備忘録

旧大和國宇陀郡伊那佐村鎮座・八咫烏神社から発信。
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いつでもどこでも祈ることはできる。

2020年05月08日 | ブログ
去る5月6日、神道青年全国協議会の声がけにより、全国の青年神職が各奉務神社で『新型コロナウイルス感染症早期終息祈願祭』を一斉に奉仕しました。
僕も数年前まで奈良県の神道青年会でお世話になっておりましたので、この取り組みを意気に感じましたし、激しく同意しました。
そこで、甚だ簡略ではありますが僕も当社拝殿にて僭越ながらご奉仕申し上げました。

ただ、祈りとは「もっと日常のなかで行われてもいい」とも思います。
それこそ『営業の途中で立ち寄ったコンビニでコーヒーを買って車内で休憩の束の間でさえも』とも。

そのために神社には「神拝詞」というものがあります。
今日ほど、心身の健康に意識が注がれているときはないでしょう。
「神拝詞」には、罪穢れを清め祓うことができ心身の再生を期することのできる大祓詞のほか神棚や神社で奏上することのできる祝詞が掲載されています。
「神拝詞」は、神社の社頭で頒布されるものもあれば #神道青年全国協議会 の他、多くの神社のHPでダウンロードできます。
ぜひ検索してみてください。

当社といえば今のところアナログ対応のみですが…。










5月1日、月次祭を斎行いたしました。

2020年05月01日 | お祭り
本日早朝、月次祭を斎行いたしました。
先月「毎月朔日は社務所で奉務します」と宣言したばかりですが前言撤回です。
新型コロナウイルスの拡散防止のため、やむを得ず社務を休止しております。
こんなふうにいろいろな形でコロナの影響があることを思うにつけ、その罪深さを感じます。
はからずも罹患してしまった方はもとより、それに関わる医療関係者をはじめとする全ての皆様のご無事を願わずにおれません。
そして一日も早くこの度の事態が終息し、元の生活に立ち戻ること祈念いたします。

本日の月次祭でも武漢肺炎ウイルス感染症流行鎮静祈願祭を斎行しました。
また崇敬者様の諸願成就祭(御導き御祈祷)として病気平癒を御祈祷申し上げました。



ところで、今日の玉串の榊の枝の先には新芽がついていました。
季節の移ろいのなかで自然の生命力はしたたかで心励まされる思いです。
不要不急の外出を控えても、心は自由に遊ばせていきましょう。
今日の健康に感謝しつつ、自分以外の皆にも元気を分けられますように!

今月も元気出していきましょう!。