風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

丹後半島

2007-09-18 21:18:10 | クルマにまつわる思い出
大学時代に初代RX-7を乗り回していたことは、
これまで何度も書いてきました。
複数のクルマとのツーリングはあまりやっていませんが、
それでも何度か友人たちと遠出をしたことがあります。

下の写真は、AE86(GTV)、ヤマハSRX(400cc)と一緒に、
京都北部の丹後半島を一周したときに写したものです。
どちらも仲のいい同級生が乗っていました。
ドライブなら別にクルマ1台で行ってもよさそうなものですが(笑)、
みんな愛車を手に入れたばかりで、
とにかく自分のクルマ(バイク)を運転したくて仕方がなかったのです。

このときは確か、国道9号線、
国道27号線を走って西舞鶴を通過。
海沿いの道を宮津に抜けて、
日本三景の一つである「天橋立」を眺めた後、
丹後半島の沿岸を反時計回りに回って、
豊岡とか福知山を経由して京都に戻ったと思います。
学生時代の楽しい思い出の一つです。


☆友人のレビンもよく走るクルマでした。今となってはかなり古いはずですが、人気マンガのおかげで、現在もけっこうな値段で中古車が取り引きされています。SRXはスタイリッシュな単気筒マシンで、乾いたエンジン音が印象に残っています。バーエンドミラーに交換されているのがわかります☆


マンハッタン

2007-09-12 18:17:54 | クルマにまつわる思い出
以前、オーストラリア旅行で写した写真を4回に分けてご紹介しました(1回目2回目3回目4回目)。
同じ1992年の秋に、僕はニューヨークへも旅行しています。
ほとんどマンハッタンの中をうろうろ歩いていたためか、
クルマはそれほど撮影していないのですが、
数枚ピックアップしてご紹介いたします。


☆たまたまカメラにモノクロフィルムを入れているときに遭遇した、初代サバンナRX-7。カッコいい黒人のお兄さんが乗っていました。確かボディカラーは赤色だったと思います。メッキの「フェンダートリム」がついているのがお分かりいただけるでしょうか。ドレスアップの常套手段の一つではありますが、日本ではセブンみたいなスポーツカーにはあまり取り付けないような気がします。アメリカ人の好みなのでしょうか☆


☆正確な型名や年式等は分かりませんが、おそらく1940年代後半あたりにつくられたクライスラー。ピカピカに磨き上げられていて、いわゆる「コンクールコンディション」を保っているように見えました。博物館ではなく道端に停まっていたわけですから、第二次世界大戦の直後から、少なくとも1990年代前半まで現役で走っていたことになります。個性あふれるデザイン、堂々としたたたずまいからは、古さよりもむしろ新鮮さを感じます☆


☆上のクライスラーよりもずっと年式は新しいはずですが、かなりポンコツ状態のメルセデス。街のど真ん中ですし、タイヤに空気もちゃんと入っているので、決して放置車両ではありません(笑)。日本でこのコンディションなら「廃車」になっているでしょうし、あるいは、これを直せる修理代を持っていないような人は、きっとメルセデスには乗りません。アメリカの方がとても「おおらか」なのが伝わってきます☆


☆窓の内側に「NO RADIO」と書いた紙をはさんでいます。ニューヨークを旅行中、同じような紙をはさんで駐車しているクルマをたくさん見かけました。おそらく「車上荒らし」を防止するためではないでしょうか。ニューヨークには2週間くらい滞在しましたが、「クルマの盗難防止警報」と思われるけたたましい音が、夜中ひっきりなしに聞こえていました。全部がそうではないとしても、車上荒らしや盗難事件が割と頻繁に起こっていたのではないでしょうか☆

ニューヨークの写真は以上です。
続きはありませんので悪しからず(笑)。


スプリンター

2007-09-11 19:37:36 | クルマにまつわる思い出
一昨日の更新で、代車のオンボロスプリンターのお話を書きましたが、
もう一つ、オンボロ話があったのを思い出しました。

登場するのはまたまた「スプリンター」です。

一つお断りしなければならないのですが、当然ながら、
決して世の中のスプリンターがすべてオンボロというわけではありません。
僕が身近に出会ったスプリンターが、
たまたま2台ともオンボロだっただけのことです(笑)。
スプリンターをお好きな方、今も乗られているという方、
どうかお気を悪くされないでください。

さて、大学時代のこと、よく遊んでいた仲の良い友だちが、
70型スプリンター(4代目)を中古で買いました。
トレノではなく通常のOHCモデル。
彼の実家は裕福でしたが、「とりあえずの足」にということで、
古くて安いものを選んだとのことでした。
時々乗せてもらって、
一緒にラーメンを食べに行ったりしたものです。

ある日、その彼から電話がかかってきました。
「morisue~、エンジンがかからないんだけど、どうしたらいい?」
いちおう友人たちの間ではクルマ好きで通っていたので、
僕は時々そういう相談を受けることがありました。

さっそく彼のアパートに行って、
クルマをチェックしてみると、
キーをひねっても「カチッ、カチッ!」というだけで、
セルモーターが回りません。
過去の自分の経験から、
たぶんバッテリーが上がったのだろうと判断し、
「押しがけ」を試してみることにしました。
幸い、彼のアパートの前の道路はゆるい坂になっていて、
そこを下りながら「押しがけ」すればいいと思ったのです。

とりあえず僕が「押す係」になりました。
力を込めて押すと、スプリンターという名に反して、
ノロノロと車体は転がり始めました。
少しスピードが上がったところで、
「よーし、クラッチをつないで!」
と声をかけると、スプリンターは、
「ブルン、ブルン、ブルン」
と、何だか気のないような音をかすかに発するだけで、
一向にエンジンはかかりません。

坂道はまだまだ先まで続いていたので、
何回かやってみようということになり、
「押す係」と「乗る係」を交替しながら、
夏の太陽に照らされて汗を噴き出しながら、
僕たちは「押しがけ」を続けました。
しかし、ついに坂道の終点まで、
エンジンはかかりませんでした。

結局あきらめて、近所の自動車修理工場の人に来てもらったのですが、
後で故障の原因を聞くと、配線のどこかが断線していたとのこと。
いくら押してもかからなかったはずです。
その友人と、壊れたクルマを何百メートルも押したことがおかしくなり、
後で一緒にゲラゲラと笑ったものでした。

そんな「骨折り損のくたびれもうけ」のようなことをしても、
ちっとも腹も立たず、かえって楽しく感じられたのは、
若くて力があり余っていた時期だったからなのかもしれません。


貴重な体験

2007-09-09 06:02:57 | クルマにまつわる思い出
車検や修理などでクルマを修理工場に預けている間、
「代車」を借りて乗ることがあります。
そこそこマシな代車を借りられるときもあれば、
かなりボロボロのクルマになるときもありますが、
とにかく足を確保できるので、とてもありがたいものです。

修理工場側の詳しい事情はよくわかりませんが、マシな代車の場合、
おそらくふだんは社用車として使っているものなのでしょう。
これに対して、ボロボロのクルマの場合は、
たぶん売り物にならない廃車寸前のものを、
とりあえず車検が切れるまで代車として貸しているのではないかと想像します。

過去に乗ったことのある代車を、思い出せる限り列挙してみると、
スプリンター、カローラバン、ワゴンR、コペン、マーチ、BMW320等々があります。
なぜコペンなのかと思いましたが、新車に近い状態だったので、
もしかすると社員の私物を仕方なく代車に使ったのかもしれません。

中でも、いちばんオンボロだったのは、
学生時代に借りたスプリンター(3代目)でした。
とにかく全体的にヨレヨレで、年式もかなり古く、
セルモーターの回り方も弱々しくて、
いつ動かなくなってもおかしくない雰囲気が漂っていました。

何日か乗っている間に、不思議なことがありました。
信号待ちで停車していたとき、後ろのクルマにクラクションを鳴らされたのです。
ただ停まっているだけなので、鳴らされる理由など思い当たりません。

そのときはとりあえず気にせずに走りましたが、
後になって、クラクションを鳴らされた理由が判明しました。
なんと、エンジンをかけたままサイドブレーキを引いたら、
なぜかバックランプが点灯してしまうのです!
つまり、信号待ちで後ろに停まったクルマのドライバーは、
僕がバックしてくると思って、慌ててクラクションを鳴らしたのでした。

サイドブレーキを引くことによって光るものといえば、
通常はメーターパネル内のインジケーターくらいのものです。
どこをどう間違って配線したらバックランプが光るようになるのか、
想像もつきませんし、その状況がなんともおかしくて、
友だちと一緒に大笑いした記憶があります。

後にも先にも、あれ以上オンボロのクルマには出会ったことがないので、
ある意味貴重な体験だったといえるのかもしれません(笑)。


証拠写真?

2007-09-03 21:30:29 | クルマにまつわる思い出
ヒマさえあれば初代セブンを乗り回していた大学時代、
「オギャーと生まれたとき、僕の両手はハンドルを握る形をしていたらしいよ」
なんて、くだらない冗談を友だちに話していました。

その証拠とまではいきませんが、
僕の赤ん坊の頃のアルバムに、こんな写真がありました。



まだ1歳に満たない頃だと思いますが、
僕はクルマのオモチャに夢中です(笑)。

よく見るとこのブリキ製のクルマは、
古き良き50年代のアメリカ車の形をしています。
ブログでこの写真を紹介するにあたって、
車種を調べてみたのですが、
アメリカ車の知識に乏しいため、
まだ突き止められません。

デザインの感じから察するに、
キャディラックかシボレーあたりではないかと思うのですが、
アメリカの旧車やブリキのアンティークに詳しい方がおられたら、
ぜひ教えてください。