ええと、一年くらい前から星野之宣作の「星を継ぐもの」が家にありまして
ホ―ガン原作をもとにした漫画なのですが、これを読みたい、しかし原作とちょっと違うらしいし、先に原作を読んでからのほうがなお楽しめるのではないか?と考えて創元SF文庫の本を購入していたのですが、なんだかずっと読みそびれていてやっと読み終わった・・・!ずいぶん長いことバッグにいれてあちこち一緒にお出かけしたものです(笑
読み始めたらあっという間に読んでしまいました。
内容紹介:月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。果たして現生人類とのつながりはいかなるものなのか。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの新星が一世を風靡した出世作。
ハードSF、とありますが、そんなに ハァドォォォォォ、なスタイルでもなく、ミステリのような感覚でさくさく楽しめました。小難しそうな科学用語もあまり気になりません。
50000年前に亡くなった人間の死体、だなんて、まあいったいどういうことなのか?
これだけの作品でがっかりするオチはないであろうとワクワク読み進めていきましたら、おおー。そうきたのかーーーー。
答えは読んでのお楽しみよん ふふふ
日本での初出が1980年、ということはイギリスだかアメリカだかでは1970年代後半てことか?
時代設定が2030年くらいになっているのですが、SFの弱いとこはちょっと先のことだとあっという間にその時代に近づいてしまうことか。
あと20年もないもんねえ。あと20年では月に観光旅行にでかけるくらいのなら少しは近づけるかもしれないけれど、リゾートホテル建設はどうかなあ。
漫画では2050年の設定となっているのでまた少し先延ばしされているようです。まだ読んでいないのだけど。。。。うふ、これから一気に四巻読みます♪
次男くんが学校から小松左京作というより原作のジュブナイル版「復活の日」を借りてきて少しSFづいているみち家。← ジュブナイル版とはいえばかにできない、今様になっており原作のおもしろさを損ねずよい作品となっています
ネビル・シュート「渚にて」も購入し、読まれるのを待っています。が、そういう読まれるのを待たせている本がたくさんあり、じゃー新しいのを買うなよと思いながら子どもたちもいろんなのを借りてきたり買ってきたりするものだから積ん読となりなかなか本が減っていきません。何やってるんだか私