野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

里芋 万葉時代の芋

2022-02-25 15:37:00 | 絵日記
現在
私達が
芋といっているのは
『ジャガイモ』
『サツマイモ』
コロッケや
ポテトサラダ
焼き芋に
スイートポテトパイ
などお馴染みの料理だ


『里芋』は
東南アジア原産で
タロイモ類の仲間

日本へは
稲より早く
縄文時代後期に
渡来したとされている

万葉の時代で
芋といわれたのは
『さといも』
で『うも』と呼ばれていた

茎と芋を
食用や薬用
その他
ねんざや肩こりにとある
痛い部分に
ねっとりした芋を
貼り付けたのか

古くからある野菜なので
神事や儀式
正月料理
郷土料理には
必ず使われる


里芋の皮を剥くと
手がかゆくなる
シュウ酸カルシウムの
針状の結晶が表に出て
皮膚に刺さるため
刺激されてかゆくなる

山に生える山芋に対して
里でできる芋で里芋と
呼ばれるようになった

ヨーロッパでは
ねっとりした食感が
好まれないため
焼いたり揚げたりする
と書いてあった
どんな料理か
食べてみたいものだ


2月も終わりに近づき
芋や野菜の備蓄が
少なくなって来た

光は確実に春だ

トンガの噴火の影響で
気温が低くなりそう


その他の原因でも

世界的な
食料危機が起きる
いやすでに起きている
言われている


我が家では
畑や田んぼの準備が始まる

今は

自分に出来る事を
頑張るしかない