ひさびさに「元スタントマン」ネタです。
今回は恥ずかしいけど失敗したスタントの話をします。
俺は実力的には“三流スタントマン”だったのでけっこう失敗やケガも多かったのです。
「でも情熱だけは一流、情熱だけは誰にも負けねえぜ!」って思ってた時期もあったけど
“情熱や努力”という点でも自分以上の凄い連中にたくさん出会い、自分の小ささを知りました。
でもやるだけやったから後悔はないのです。
ちょっと前置きが長くなりましたが
下の映像は今から19年前の1992年に撮影されたものです。
「クルマとわたしの命」ってタイトルで
自動車教習所や免停の時なんかに見せられる交通安全教育のビデオです。
“事故の再現シーン”を演じたのですが・・・痛っ!
埋め込み動画が再生できない時はこちらから
http://www.youtube.com/watch?v=2HV0jzg3PDw
撮影当時、俺は25歳、上京してWILD STUNTに入って間もない頃でした。
プロのスタントマンとしてまだまだかけだし者でした。
自動車とスクーターの衝突事故をTボーンクラッシュで再現したのですが
スクーターで自動車の側面に衝突し、スクーターに乗った俺の体は
宙に投げ出されマットに着地・・・の予定が・・・
衝突の瞬間、スクーターのハンドル操作をミスしてしまい
飛び出す方向が着地地点のマットから大きくずれて俺の体はコンクリートに叩き付けられてしまった!
背中や腰にプロテクターを着けていたので幸いにもケガはしなかったけどちょっと痛かった。
でも撮影はOKだったし、結果オーライというこで。。。
失敗の原因は俺がスクーターの特性を知らなかった事です。
スクーターは普通のオートバイと比べて車体が軽く、
車輪も小さいのでハンドルが軽く振られやすいということを理解していなかったのが原因です。
未熟だった俺はリハーサルの段階でスクーターの特性を把握できなかったのです。
この失敗は単に俺の経験不足でしたが
どんなに緻密に計算してもシュミレーションを何度もしても
予期せぬハプニングやアクシデントは起きる時には起きるものなのです。
失敗や最悪の事態を避けるためには豊富な経験と知識、咄嗟の判断力が必要。
あと“悪運の強さ”も必要かな。
また失敗やら成功やら大ケガした話なんかもを書きますね~
俺のスタントマン時代のカッコエエ(?)映像はこちらを観て下さいね!(笑)
今回は恥ずかしいけど失敗したスタントの話をします。
俺は実力的には“三流スタントマン”だったのでけっこう失敗やケガも多かったのです。
「でも情熱だけは一流、情熱だけは誰にも負けねえぜ!」って思ってた時期もあったけど
“情熱や努力”という点でも自分以上の凄い連中にたくさん出会い、自分の小ささを知りました。
でもやるだけやったから後悔はないのです。
ちょっと前置きが長くなりましたが
下の映像は今から19年前の1992年に撮影されたものです。
「クルマとわたしの命」ってタイトルで
自動車教習所や免停の時なんかに見せられる交通安全教育のビデオです。
“事故の再現シーン”を演じたのですが・・・痛っ!
埋め込み動画が再生できない時はこちらから
http://www.youtube.com/watch?v=2HV0jzg3PDw
撮影当時、俺は25歳、上京してWILD STUNTに入って間もない頃でした。
プロのスタントマンとしてまだまだかけだし者でした。
自動車とスクーターの衝突事故をTボーンクラッシュで再現したのですが
スクーターで自動車の側面に衝突し、スクーターに乗った俺の体は
宙に投げ出されマットに着地・・・の予定が・・・
衝突の瞬間、スクーターのハンドル操作をミスしてしまい
飛び出す方向が着地地点のマットから大きくずれて俺の体はコンクリートに叩き付けられてしまった!
背中や腰にプロテクターを着けていたので幸いにもケガはしなかったけどちょっと痛かった。
でも撮影はOKだったし、結果オーライというこで。。。
失敗の原因は俺がスクーターの特性を知らなかった事です。
スクーターは普通のオートバイと比べて車体が軽く、
車輪も小さいのでハンドルが軽く振られやすいということを理解していなかったのが原因です。
未熟だった俺はリハーサルの段階でスクーターの特性を把握できなかったのです。
この失敗は単に俺の経験不足でしたが
どんなに緻密に計算してもシュミレーションを何度もしても
予期せぬハプニングやアクシデントは起きる時には起きるものなのです。
失敗や最悪の事態を避けるためには豊富な経験と知識、咄嗟の判断力が必要。
あと“悪運の強さ”も必要かな。
また失敗やら成功やら大ケガした話なんかもを書きますね~
俺のスタントマン時代のカッコエエ(?)映像はこちらを観て下さいね!(笑)