楊名時太極拳のここが知りたい@goo

楊名時太極拳のこの型のここは、正確にはどうするのだろう。
そんな疑問を解決したい

鞭杆 基本八法 ( 9)

2017年09月16日 | 鞭杆
腕によりをかけるのは料理ばかりではありません。
太極拳でもいろんなよりを掛けます。

1.肘から下によりをかける
両手を前に出して肩甲骨を開いて掌を上向きにする。
右肘が下向きになっているのを確かめてから、左手で右肘を持って固定する。
手首は伸ばしたままで、右肘から下を回転させて掌を上向きにする。

2.腕全体によりをかける
压(壓) ピンインyā  鎖骨の付け根から指先までを使って半円を作る(ポン形)。肘から手首の方向に重心を上から加える。
この時肘は外側を向いている。
(この練習をする前に、おなかに棒をあてて両手で∞を描いてコツを掴む。)

  挑 半円を保ったまま、指先を上に向ける→肘を下に向ける→肩甲骨を寄せて棒の先端をこめかみの高さまで持ち上げる。
左手を前、右手を右腰に持って棒を構える
---------------------------------------------------------------------------------
---------------------------------------------------------------------------------
これを踏まえて、pi gai bei のコンビネーションをします。

左手が前、右手が右の腰で自然立ちで構える。
pi 縦に裂く
手(投手振りかぶって)で棒を縦に持つ。左手は下3分の1を持っている。 →手を滑らせながら振り下ろす。
  ローシーアオブの身体の使い方に似ているが、この技は振り下ろした力で縦に裂く。

蓋 gai 手を中心にして左手で棒を下から上に回転させる。腕は肘が外向きのままポン形を保ったままであるが、回転につれて右手の位置は動く。親指と人差し指でつくる拳眼は上を向いている。→
肘が外向きのまま肘から下によりをかけるようにして、手の人差し指から小指までを一緒にポンと動かす。ポンと動かすことにより棒の先端が上から下に向かうように回転し始める。→棒の回転に連れて、肘、肩関節も動かし腕全体によりをかけ、肘は下向き、の掌を上向きにし、親指と人差し指で軽く棒を持つ。左手は棒の下3分の1を持っている。

一連の動作の両手の相対的な動きは、自転車のペダルをこぐ両足の動きに似ている。

背  bei 手で棒を背中に担ぐ

----------------------------------------------------------------
左右対称なだけなのだが、左手で蓋がなかなかできなかった。

右手が前、左手が左の腰で自然立ちで構える。
pi 縦に裂く
手(投手振りかぶって)で棒を縦に持つ。右手は下3分の1を持っている。 →手を滑らせながら振り下ろす。
  ローシーアオブの身体の使い方に似ているが、この技は振り下ろした力で縦に裂く。

蓋 gai 手を中心にして右手で棒を下から上に回転させる。腕は肘が外向きのままポン形を保ったままであるが、回転につれて左手の位置は動く。手の親指と人差し指でつくる拳眼は上を向いている。→
肘が外向きのまま肘から下によりをかけるようにして、手の人差し指から小指までを一緒にポンと動かす。ポンと動かすことにより棒の先端が上から下に向かうように回転し始める。→棒の回転に連れて、肘、肩関節も動かし腕全体によりをかけ、肘は下向き、の掌を上向きにし、親指と人差し指で軽く棒を持つ。右手は棒の下3分の1を持っている。

一連の動作の両手の相対的な動きは、自転車のペダルをこぐ両足の動きに似ている。

背  bei 手で棒を背中に担ぐ

コメント    この記事についてブログを書く
« 鞭杆 基本八法 ( 6-8) | トップ | 楊慧先生のオーラ »

鞭杆」カテゴリの最新記事