チューリップを描きました。パッと見たらなんてことない絵です。6本描きましたが、モデルのモチーフは、一番向かって左上の1本だけです。後の5本も含めて、自分の生きてきた道を想像して描きました。 一番右下のつぼみは、子供の頃。何にも知らない無邪気なつぼみでした。左下は勉強していた頃。学校での友達関係とか、狭い社会でいろいろ経験していた頃です。右の真ん中の花は、社会に出始めて、独立していった頃。まだまだひよこ
。志だけはイッパシですが、純粋で世間を知りません。
今の自分は、モチーフであるこの左上のチューリップだと思っています。というか、この花を見て、自分をイメージし、この絵を描こうと思ったのです。ある程度、世間の荒波に揉まれ、反省、喜び、反発・・・して、まぁまぁ人生ってどんな感じか、どんな人がいるか、というような事が判り、楽しめるようになってきました。 そして右隣の花。今までやってきた事を無駄にする事なく、それをもう少し、前向きに向上し、発展させて行きたいと思っています。
そうして、右下の花のように、「
ああ、私の人生は充実していたな
」と思って終わりたいと思います。
絵って、私は見たままを描くのもとても好きです でも、こんな風に想像して描くのも楽しいです。
真っ白な紙に、なんでもアリの世界ですから・・・。
そして、自分の気持ちがそのままに出る所も、ある意味恐いけど、気に入っています
(今の自分だけ一番ハッキリ描いています。その右隣の花は大きいけど、まだイメージ出来なくて、過去の自分に重なっています。枯れていく花も薄く描いています。意識して描いていないですが、心のままなのが少し恐いですね)