今日は週1馬の日。
生徒さん、長年、駈歩を、お尻で漕いでいたので、ツーポイントが
できない。
お尻で漕ぐのは、馬は背中を丸くして(実際には丸くなりはしないが・・・収縮気味に後肢の力をためられる状態)運動しなければならないが、真逆に背中をそらして運動するように導いていることになる。
馬が背中を丸くして運動できると駈歩は登り坂を走っている感じになるが、背中をそると下り坂を駆け下りる感じになり、騎乗者は手綱にしがみつき、引っ張ってコントロールしてしまう。
駈歩が持続が難しい。
直線は何とか駈歩が続くが、隅角、回転運動では、駈歩が速歩に落ちてしまう。
なので、今、生徒さんには、長蹄跡の最初で駈歩して、リズム良く走るようになってから、立つ練習(ツーポイントとはまだ言えない。)をしている。
駈歩をお尻で漕いでいる人はかなり多い。というよりは駈け歩とは尻で漕ぐものだと思っていると思う。
私も良い指導者に出会うまで(ほぼ我流)はそう思っていた。
その原因は、
上級者の駈歩を解説無しに横から見ると、駈歩をしている上級騎乗者が鞍の上で円運動(お尻で漕いるように見える)しているので、上手く駈歩するには頑張ってお尻で漕がなきゃ。となってしまう。
私が教わった人の中に「お尻(坐骨)は落とすように使え」と言うていた。
意味は、どんと落とすということではなく、お尻(坐骨)は鞍の1点に付けて体重をのせていけと、いうことだろうと思う。
駈歩では走っている3拍子の後に馬が空中に浮く(騎乗者も鞍から浮く)空間期があるので、浮く前の同じ場所(1点)に戻る(落とす)ということである。
乗馬クラブ横の畑に馬糞堆肥を撒いて育てたコスモス、チラホラ咲き。先週の花は数えるほどだったが、数十倍になったのだろうか。
来週は2-3分咲きになるだろうか?
私は
来週土日は鹿児島。
土日牛が平穏であったら、月曜に乗馬クラブに行けるかな?
昨日移動した2群の子牛、移動前の3群の時より乾草をよく食べた。
このまま食を競い合ってどんどん食べてくれれば良いが。
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