「とび団子伝説」
こんにちは。「冬」と申します。
アトラスラジオは、お耳の恋人、ワンコのとうたん、硝子の中年、佐川の友人だった頃から視聴しています。私は、これといったオカルト体験や能力、霊感すらも全くなくて、投稿することもないサイレントリスナーなですが、いつも見逃すことなく楽しんでおりました。
サイレントリスナーなりの、何かネタでもないかと考えたところ、こちらの地域に昔から伝わる魔物伝説というか、民話を紹介したいと思います。
戦国時代、富山湾の海岸沿いの岩瀬から浜黒崎にかけて「古志の松原」という、昼でも薄暗い松並木の森がありました。
そこには魔物が住んでおり、往来する村人や旅人を襲い苦しめていたのでした。それを聞き知った当地の領主、大村城主の轡田豊後守(くつわだぶんごのかみ)は大いにお怒りになり、その魔物を退治してやると、単身その松原の奥深くへと入っていきました…(続く)