多くの実業家や政治家が訪れた天才占い師「藤田小女姫」
藤田小女姫(こととめ)は、昭和を代表する占い師として知られた人物である。
小学6年生(11歳)という若さで天才的な占い師少女として当時の産業経済新聞(現在の産経新聞)に取り上げられ、「千里眼を持つ少女」などと呼ばれ評判となった。成人してからもその占いの評判は高く、昭和30年代ごろからは「霊感を持つ占い師」として活躍していた。
彼女のもとは、岸信介や福田赳夫など元首相、松下幸之助、小佐野賢治といった政財界の大物や実業家も顧客として訪れていたという…(続く)